- TOEICの点数が上がらない・・・
- どうやって勉強すればいいか分からない
英語のテストとして、日本ではかなりポピュラーなTOEIC(トーイック)。
高い点数を取っていれば、日常生活やビジネスなど、いろいろなシーンで役立たせることができます。
でも
「TOEICを何回も受験しているのに点数がなかなか上がらない・・・。」
「点数を上げるために、何かいい方法はないかな?」
こんな風にお悩みの方は多いです。
私も、TOEICの点数がなかなか上がらず苦戦していたので、気持ちがとてもよく分かります。
しかし、以下の方法を行うことで900点まで点数を上げることが出来ました!
今回は、TOEICの点数を上げる方法をご紹介致します!
Contents
TOEICの問題構成を把握しよう!
TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションの2つから構成されています。
リスニングセクション(約45分間・100問) 会話やナレーションを聞いて設問に解答 Part1 写真描写問題 6問
1枚の写真について4つの短い説明文が1度だけ放送される。説明文は印刷されていない。4つのうち、写真を最も的確に描写しているものを選び解答用紙にマークする。Part2 応答問題 25問
1つの質問または文章とそれに対する3つの答えがそれぞれ1度だけ放送される。印刷はされていない。設問に対して最もふさわしい答えを選び解答用紙にマークする。Part3 会話問題 39問
2人または3人の人物による会話が1度だけ放送される。印刷はされていない。会話を聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。会話の中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。 各会話には設問が3問ずつある。Part4 説明文問題 30問
アナウンスやナレーションのようなミニトークが1度だけ放送される。印刷はされていない。各トークを聞いて問題用紙に印刷された設問(設問は放送される)と解答を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。トークの中で聞いたことと、問題用紙に印刷された図などで見た情報を関連づけて解答する設問もある。各トークには質問が3問ずつある。
リーディングセクション(75分間・100問) 印刷された問題を読んで設問に解答 Part5 短文穴埋め問題 30問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。Part6 長文穴埋め問題 16問
不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。Part7 1つの文書:29問
複数の文書:25問
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。
リスニングセクションはPart1〜Part4の100問、リーディングセクションはPart5〜Part7の100問で、合計して200問を120分(2時間)で解いていきます。
まず抑えておきたいポイントは、TOEICは問題を解くのに、短文英語で時間がかからないパートと、長文英語で時間がかかるパートがあるということです。
- Part1 写真描写問題 6問
- Part2 応答問題 25問
- Part5 短文穴埋め問題 30問
- Part3 会話問題 39問
- Part4 説明文問題 30問
- Part6 長文穴埋め問題 16問
- Part7 長文読解問題 1つの文書:29問 複数の文書25問
点数を上げるには、全てのパートをスラスラと解けるようになるまで勉強をするのが理想です。
もし、全体的に問題を解いていない場合は、勉強の仕方を見直す必要がありそうです。
TOEICの時間配分については、こちらの関連記事をご参考にしてみてください。
TOEICの点数を上げる方法
TOEICの点数がなかなか上がらないのであれば、今までの勉強方法を見直してみましょう。
どうしたらTOEICの点数を上げることが出来るのか、5つのポイントを挙げたので、今まで行っていないことがあれば、ぜひやってみて下さいね!
勉強を始める前に、まずは見直しを!
不得意な部分はどこなのか分析しよう!
TOEIC公式テストを受験すると、レベルやスコアが記載された以下の公式認定書が送られてきます。
公式認定書のDの部分には、「ABILITIES MEASURED(アビリティーズメジャード)」という項目別の正答率が記載されていますが、確認はされていらっしゃいますか?
こちらには、採点基準になる項目でリスニングとリーディングの正答率が5つずつ示されています。
リスニング
- 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
- 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる
- 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
- 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる
- フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる
リーディング
- 文書の中の情報をもとに推測できる
- 文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる
- ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる
- 語彙が理解できる
- 文法が理解できる
「文書の中の具体的な情報を見つけて理解できる」の正答率が低かった場合は、長文英語を読み解くのが不得意ということになるので、長文英語に慣れるために英字の新聞を見てみる・本を読むなどを行って、対策方法を見つけることが出来ます。
公式認定書で不得意な項目を確認して、重点的に対策が出来るように分析をしてみましょう!
自分のレベルに合った教材を使用しよう!
英語の教材ってたくさんありますよね。
どの教材を使用しているかによってTOEICの点数が上がるかどうかが変わってきます。
使用している教材が合っているかチェックしてみて、もし合っていない場合は、新しく準備されることをオススメします!
- TOEICの教材を使用しているか
- 教材の目標点数が、前回受験時の結果点数とかけ離れていないか
- 最新に出版された教材なのか
❶TOEICの教材を使用しているか
学生時代に使用していた教材などで勉強をしている方もいらっしゃると思いますが、TOEICに出題されない単語や文法も多いため、点数を上げるための教材としては合っていない可能性があります。
どの教材を使用したとしても英語力の向上には繋がりますが、やはりTOEICを受験するにあたってはTOEIC専用の教材を用意してテスト対策を行いましょう!
❷教材の目標点数が、前回受験時の結果点数とかけ離れていないか
TOEICの教材は、初心者向けや◯00点以上といった目標別など、色々と出版されています。
たとえば、800点以上を目標にしている場合、800点目標の教材を使用したらいいのかなと思いますよね。
しかし、前回受験した時の結果点数が400点だとすると、800点目標の教材の内容が理解出来ない可能性があります。
前回受験した時の点数より100点〜200点上を目標にしている教材を使用すると、教材の内容が理解しやすくて徐々に英語力を上げることが出来ます!
❸最新版の教材なのか
TOEICは出題される問題の傾向や形式が変わる場合があります。
出題される問題や形式が全ては変わるわけではないので、今までの勉強が無駄になるということはありませんが、最新版のTOEICの教材を使用した方が、確実に対策は出来るといえます!
TOEICの点数を上げるために、最新版のTOEICの教材を使用されることをオススメします!
また、オススメのTOEIC単語帳については、こちらの記事を参考にしてみてください。
なるべく勉強時間を確保しよう!
英語力を上げるには、毎日英語に触れることがとても重要です。
ネイティブ講師による英会話研修ですと、TOEICで点数を100点上げるのに必要な学習時間は、現在の英語力によりますが、約200~500時間と言われています。
時間を設ければ設けるほどTOEICの点数を上げることに成功しますので、平日にも勉強時間を設けられるのが理想です。
10分でもいいので空いた時間を勉強時間に費やし、その時間を少しずつ増やせるように頑張りましょう!
それでも、やはり日々の仕事や家事、育児などで、自分に使える時間は限られているでしょう。
そんな方にはアルクのTALKING Marathon(トーキングマラソン)がおすすめです!
1日5分から始められるので、スキマ時間にぴったりですよ♪
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問題をたくさん解こう!
問題をたくさん解くことで、その問題を理解出来るようになり、点数が上がっていきます。
市販されているTOEICの教材には、問題を解いて学習していく問題集と、各パートの解き方の解説が中心になっている参考書があります。
参考書の場合は問題集と比較して問題数が少なめなので、問題集を使用しましょう!
目標にしている点数が高いほど、解いていく問題数も増やしていく必要があります。
TOEICの点数をあげるためには?
今回の記事では、以下のことをお話してきました。
- TOEICはリスニングセクションとリーディングセクションの2つから構成され、問題を解くのに時間がかからないパートと、時間がかかるパートがある。
- 公式認定書のDの部分で、自分の不得意な部分はどこなのか分析しよう!
- 自分のレベルに合った教材なのかチェックをしてから教材を使用してみよう!
- 毎日英語に触れるのが重要!少しでもいいので、平日にも勉強時間を設けよう!
- 問題集をいくつか準備して問題をたくさん解いてみよう!
勉強をするほど力にはなりますが、継続出来ることが何より重要です。
勉強が嫌にならない程度に少しずつ慣らしていき、点数を上げられるように勉強を進めていきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪