- 英語を勉強するのにオススメの教材は?
- 初心者でも使える教材はどんなものがある?
- ビジネス用の英会話を学習したい!
巷にはたくさんの英会話教材があふれています。
テレビやラジオの講座があり、そこから派生して使用する英会話の本、CD、DVD、映画から学ぶ英会話の教材、最近ではスマホのアプリで学ぶこともでき実に様々です。
自分にはどんな教材が合っていて、何の教材を選んだらいいのか迷ったことはありませんか?
そこで今回は英会話にとって必要な、聞く(Listening)、読む(Reading)、書く(Writing)の3つに分けてそれぞれ”おすすめ”の教材をご紹介していきます。
Contents
聞く(Listening)力を身に付けるおすすめ教材は?
よく英語を聞き流すだけでOK!という教材がありますが、残念ながら聞き流すだけでは英会話上達には繋がりません。
流れている英語の内容を理解できてこそ、リスニング力が向上していきます。
つまり、意味がわかる英語を繰り返し聞くことで頭に入ってきて理解できるのです。
英会話初心者、中学英語レベルのおすすめListening教材
海外のドラマ
ビバリーヒルズ青春白書
フルハウス
海外映画やドラマの約8割は中学レベルの英語で作成されています。
基礎的なリスニング力を身に付けるには海外の映画やドラマが適していますよ。
子供向けのディズニー映画でさえ、最初は全然聞き取れなかったのですが・・・自分のお気に入りの映画やドラマだったら楽しくリスニング力を上げていくことができますよね。
紹介した作品は学校での出来事や日常生活での出来事を映しているドラマですので、日々生活している出来事を英語では「こう言っているのか」と理解しながら楽しく学べます。
逆に不向きな映画やドラマは、SFアクションや宗教、法律を題材としたものです。
専門用語がたくさん出てくるので、理解が難しく諦めてしまう方が多いです。
NHKラジオ講座
英会話タイムトライアル
引用:NHKゴガク
中学レベルの英語と英文法を使って、スピーキングに重点を置いたトレーニングをしますが、リスニング教材としても活用できます。
基礎英語0
引用:NHKゴガク
基礎英語1
引用:NHKゴカク
基礎英語2
引用:NHKゴガク
基礎英語3
引用:NHKゴガク
基礎英語3までが中学英語で習うレベルの講座です。
復習もかねて英語の基礎とリスニングの基礎を学べる講座になっています。
ビジネス英会話レベルのおすすめリスニング教材
NHKラジオ講座
ここでも出てきましたNHKラジオ講座。
NHKラジオ講座はレベル別、目的別になっている教材なので最強ですよね。
ビジネス英語教材には、以下2つあります。
入門ビジネス英語
引用:NHKゴガク
実践ビジネス英語
引用:NHKゴカク
ビジネス英語のリスニング力を身に付けたい方には、時事ニュースなどを題材にした教材がおすすめです。
こちらの講座はスマホのアプリにも対応しているので、スマホからも教材が購入できます。
通勤時間、家での〇〇しながら時間に利用でき、「ラジオの視聴時間に間に合わなかった」、「忘れてた!」という時でも、いつでも英語を学べる環境ができます。
世界へ発信! ニュースで英語術
引用:NHKゴカク
1回5分。
旬なニュースを最新の時事英語表現を紹介するラジオ番組です。
こちらのWebサイトでは、ラジオの放送内容を視聴でき、動画で最新の各ニュースを英語で観ることができます。
英文、和文、ボキャブラリーの発音も練習することができます。
ビジネス英会話の紹介ではNHKの教材に何だか偏ってしまいましたが、私の断然おすすめ教材です。
英会話を習い始めのころから、テレビ、ラジオと合わせてNHKの英語講座をよく使い、わかりやすかったんです。
読む(Reading)力を身に付けるおすすめ教材は?
英語は左から右に読んでそのまま理解できることが重要です。
ひと昔前までは、中学校や高校での英語の教え方は英語を日本語に訳して意味を知る、文法を学ぶ、訳すのも主語の頭から始まり、真ん中を抜かして目的語のおしりから前へ訳していくのが英語学習の主流でした。
日本語も上から下、左から右に読んで文章を理解します。
英語も左から右へと理解することができなければスムーズに会話ができませんし、コミュニケーションを取ることも難しくなってきます。
英会話初心者、中学英語レベルのおすすめReading教材
IBCオ―ディオブックス
引用:IBCパブリッシング
こちらは洋書とカセットテープ・CDがセットになっている教材です。
先のListeningでも触れましたが、海外映画やドラマの約8割は中学レベルの英語で作成されております。
基礎的なリーディング力を身に付けるには、自分の今のレベルに合っている本を読むことです。
この教材は、Level1~Level5まであり、自分のレベルに合わせて教材を選ぶことができます。
Level | 単語数 |
レベル1 | 中学校で学習する単語約1000文字 |
レベル2 | レベル1の単語+使用頻度の高い単語約300語 |
レベル3 | レベル1の単語+使用頻度の高い単語約600語 |
レベル4 | レベル1の単語+使用頻度の高い単語約1000語 |
レベル5 | 語彙制限なし TOEICテスト水準レベル |
私のお気に入りの教材は、トム・ソーヤーの冒険です。
日本でもアニメ化されるほど人気があり、よく知られているお話ですよね。
ちなみに、トム・ソーヤーの冒険はLevel2になります。
有名な登場人物にインジャンジョーが出てきますが、これが本の中ではインディアンジョーと書かれています。
「あー、インディアンのジョーだったのか」と改めて知ることができて嬉しかったです。
誰もが知っている物語がレベル別になっているので、とても入りやすくなっております。
リーディングはもちろんのこと、CDも付いているのでリスニング力も合わせて強化することができるので一石二鳥ですよ。
ピアソン・イングリッシュ・リーダーズ(ペンギンリーダーズ)
こちらは世界中で販売されているピアソン社が出版している本です。
13ジャンルあり映画作品も含まれ、Easystatusレベル~Level6まで揃っています。
先ほどご紹介したトム・ソーヤーの冒険がこちらからも出版されていますが、ピアソン社ではLevel1に分類されていますよ!
Level | 単語数 | TOEIC | TOEFL iBT | 英検 |
Easy stars |
200 | 350 | 26-27 | 4級 |
レベル1 | 300 | 350 | 26-27 | 4級 |
レベル2 | 600 | 450 | 36-37 | 3級 |
レベル3 | 1200 | 500 | 40 | 準2級 |
レベル4 | 1700 | 600 | 52 | 2級 |
レベル5 | 2300 | 750 | 62-63 | 2級 – 準1級 |
レベル6 | 3000 | 850 | 79-80 | 準1級 |
ビジネス英会話レベルのおすすめReading教材
the japantimes alpha
引用:alpha
ビジネス英会話レベルになると、おすすめなのはやはり英字新聞です。
こちらで掲載されている記事は英字新聞が初めての方にも読みやすいです。
一つの記事が短くまとめられており、ビジネス英語レベルも易しめになっております。
記事中の難しい単語には脚注がついており、和訳も確認しながら読むことができます。
毎日ウィークリー
引用:毎日新聞
毎日新聞発行の週刊英語学習誌です。
全ページ日本語対訳付き、または注釈されているので辞書がなくても読めます。
政治、経済、カルチャー、スポーツなど、あらゆる分野を英文で読むことができるので、知識を増やしていくという意味でも良いですね。
朝日ウィークリー
引用:朝日新聞
朝日新聞発行の週刊英和新聞です。
記事は初級、中級、上級とレベル別になっています。
レベルに応じた日本語対訳、日本語注釈付きです。
こちらも政治、経済、国内外のニュース、エンタメ、星占いまで多彩な内容となっているので、飽きない作りになっています。
書く(Writing)力を身に付けるおすすめ教材は?
日本語もそうですが、書くことで記憶することができます。
英単語を覚えるために単語帳を作ったことがある方も多いのではないでしょうか。
単語だけでなく本や英字新聞に書いてある文章を書き写すこともライティング力を上げるための鍵になります。
英会話初心者、中学英語レベルのおすすめWriting教材
英語ライティング講座(著者ケリー伊藤)
「明日来客がくるよ」、「〇〇さんでしたよね?」など、全て口語の文章で作成されている内容の本になっております。
ネイティブだったらこういう言い方はしない、こんな風に言うんだということを教えてくれます。
書いて読んで覚えてフレーズを暗記するには、取り組み易い本ですよ!
日本一やさしい英文法(アスカカルチャー)
英語が苦手な方や、習い始めの方に向いている一冊です。
基礎は中学校レベル、応用は高校レベルです。
1テーマ毎に簡単な問題も盛り込まれているので、繰り返し問題を解いても飽きないですよ。
ビジネス英会話レベルのおすすめWriting教材
ネイティヴチェックで鍛える ビジネス英文ライティング
ビジネスシーンで使用するEメールの書き方や、「提案する」、「依頼する」といった基本のテーマが41あり、受注や見積もりといった事例練習もできる一冊。
また、学習ポイントも明確に書かれている点も学習しやすい参考書です。
ビジネス英語ライティング・ルールズ
「句読法」、「ライティングの心構え」、「文法・語法」の3つから構成されています。
コロン、カンマ、セミコロン、ピリオドの使い方など、ライティングにおいてかかせない知識となる句読法がわかる便利な一冊です。
英語の教材は自分のレベルに合った楽しく飽きないものを選ぶ
今回は英会話おすすめ教材について、リスニング、リーディング、ライティングについて、それぞれのおすすめ教材をご紹介しました。
まずは自分の今のレベルに合っているところから始め、何度繰り返しても飽きのこないものを選ぶことが大切です。
映画やドラマや本に出て来るセリフが丸暗記できるくらいまで繰り返すことです。
自分に合った教材を何度も何度も繰り返せば必ず結果は出ます。
そして、何度も繰り返し勉強してきた教材が「もう十分」、「飽きたな」と感じたら、次の教材に進みましょう。
最後に、英会話でもうひとつ大切なのがスピーキングです。
上でご紹介しましたおすすめ教材をぜひ活用してスピーキングを実践して下さい。
スピーキングは実践あるのみ!!
さらに実践的なスピーキングについては下記の記事を参考になさって下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。