【英検2級リスニング対策】1日30分勉強法と得点アップのコツ!

 

  • 英検2級リスニングの合格ラインは何点?
  • 英検2級リスニング対策に効果的な勉強方法は?
  • 英検2級リスニングの点数をアップするコツは?

 

英検2級合格に向けて学習中の方!

リスニング対策に煮詰まっていませんか?

 

単語の暗記やライティングの勉強は日々の積み重ねで伸びを実感できても、リスニングは少し違いますよね。

リスニングはどうやって勉強すればいいのかわからない」

リスニングが聞き取れないと合格は難しい?」

こんな悩みを抱える読者様に、今回は英検2級のリスニングの勉強方法試験対策を3つをご紹介します。

 

ぜひ英検2級合格のために役立ててくださいね!

 

英検2級のリスニング対策:試験内容は?

 

英検2級に求められるレベルは、高校卒業程度です。

社会生活に必要な英語が理解できることが基準とされています。

 

英検2級の試験時間は2時間近くありますがリスニングはそのうちの後半約25分間です。

この25分間で30問の問題に解答します。

 

問題は1回しか流れないので、注意しましょう。

解答四択で、与えられる時間10秒間です。

10秒間で4つの選択肢の文章を読み正解を1つ選びます。

 

ひろみ
10秒間で解答を選ばなければならないから、じっくり考えている時間はありません。

 

リスニング試験の内容

こちらの表をご覧ください。

筆記(85分)/リスニング(約25分)

測定技能 形式・課題 形式・課題詳細 問題数 問題文の種類 解答形式
リーディング 短文の語句
空所補充
文脈に合う適切な語句を補う。 20 短文
会話文
4肢選択
(選択肢印刷)
長文の語句
空所補充
パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う。 6 説明文
長文の内容
一致選択
パッセージの内容に関する質問に答える。 12 Eメール
説明文
ライティング 英作文 指定されたトピックについての英作文を書く。 1 (英作文なので問題文はない) 記述式
リスニング 会話の内容
一致選択
会話の内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 会話文 4肢選択
(選択肢印刷)
文の内容
一致選択
短いパッセージの内容に関する質問に答える。
(放送回数1回)
15 物語文
説明文

引用:日本英語検定協会

 

リスニングの問題は大きく分けて2つあり、1つにつき15問の問題が出ます。

 

1つ目は二人の登場人物の会話を聞き、その会話の内容に関する質問が。

そして、2つ目は文章を聞き、内容に関する質問が流れます。

どちらも4択の選択問題です。

 

日常会話だけではなく、ビジネスシーンで使われるような会話や高校で習う文法を使った長いセンテンスも出題される場合もあります。

なので、リスニング力に加えて4つの選択肢を短い時間で読むリーディングの力も必要です。

 

リスニングは何点取れば合格?

英検合格には、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング4つの技能のバランスが必要です。

例えばリーディングだけ7割正解でも、他の3つが6割以下の正解なら不合格になってしまいます。

 

そのときによって合格点が変わるために、何点以上取れば合格というラインを決められません。

 

おおよその目安は、各技能で最低6割の正解です!

 

新しく導入されたCSEスコア判定基準について、詳しくお伝えしています。

英検CSEスコアについて分かりやすく解説!CEFRとの関係とは!?

2020年6月22日

 

英検2級のリスニング力を伸ばすにはどんな勉強をすればいいのか?

ここから勉強方法をお話します。

 

英検2級のリスニング:勉強方法は?

 

ここからは、英検2級のリスニングの勉強方法をお伝えします。

 

英検2級のリスニングテストは英語を聞き取る力はもちろんですが、他にも語彙力、文法力、リーディング力など英語の総合的な力が試されます。

 

「ライティングやリーディングの勉強方法はわかるけど、リスニングはどうやって強化すればいいのかわからない。

このように悩んでいる方は、少なくはないですよね。

 

リスニング力はいわゆる「一夜漬け」のような短期集中の勉強で身に付くものではありません。

1日30分でも毎日訓練することが大切です。

しかもリスニングは、やればやるほど力を伸ばすことができますよ。

 

ひろみ
一次試験に通ったあと、二次試験の面接でも必ず役に立つ力です。

 

ここで、苦手意識を克服してリスニング力を強化しましょう!

 

過去問

日本英語検定協会のHPには、三回分の過去の試験問題が公開されています。

公開されている中にリスニング試験の音源もありますので、どんどん利用しましょう!

 

  • 実際の試験ではどの程度のスピードで話しているのか?
  • 解答する時間の10秒間はどのぐらいの間隔なのか?

上記のことを意識して過去問に取り組んでください。

 

こちらの記事で過去問6冊を徹底比較しています。

リスニング試験対策にはスマホアプリをダウンロードする問題集や、CD付きの問題集がありますよ。

【英検対策】おすすめ過去問はどれ?過去問6冊を徹底比較!

2020年7月3日

 

シャドーイング

リスニング力を伸ばすために、効果的なのがシャドーイングという方法です。

 

シャドーイングとは

聞き取った英語をそのまま少し遅れて同じように声に出して話す勉強法です。

ポイントは、聞いた英語を同じ発音でマネして話すことだけに集中することです。

文法や単語の意味は気にせず、とにかく聞こえたように話しましょう。

 

シャドーイングの教材は過去問を使ってください。

発音がきれいなうえ、文章が短いので最適です。

 

では、なぜシャドーイングはリスニングの強化に効果的なのでしょうか?

それは英語の発音に耳を慣らすことができるからです。

 

始めは、英文を見ながらやってみて下さい。

わからない単語があれば先に調べ、文全体を和訳して意味を理解しておきましょう。

 

耳を澄ませて英語を聞きながら、追いかけて同じように発音します。

 

英語は単語一語をハッキリ発音しているのではありません。

二つの単語をつなげて発音したり、音として聞こえない子音もあります。

例えば「That’s right」という言葉「ザッツ ライト」ではなく「ザッライ」と聞こえますよね。

 

少しずつ英語に耳を慣らしながら、自分で発音することが大切です。

耳が慣れてきたら次は、英文を見ないでシャドーイングします。

 

この時に英文の意味を考えたり、内容を理解しようとせずに音にのみ集中してください。

目からの情報に頼らずに、聞こえた音を同じように発音します。

 

英語の正しい発音を覚えると、問題が聞き取れるようになってきます。

 

ひろみ
毎日30分、繰り返すことでリスニング力がぐんと伸びます。

 

音読

英語の発音に耳が慣れてきたら、英文を見て声に出して読みましょう。

もちろん発音に気を付けながら読みます。

 

シャドーイングとは違い、お手本の音声を聞かずに目からの情報だけを頼りに声に出して発音します。

ここで大切なことは、英文を読みながら和訳しないことです。

和訳せずに英文の内容をイメージし、理解するようにしてください。

 

音読することで、リーディング力の強化に繋がります。

また頭の中で一文ずつ日本語に訳すことなく、読みながら内容を理解する訓練にもなるんです。

 

複雑な文章に慣れるためにも、音読には長文をおすすめします。

英文を読みながら内容がイメージできるまで、発音に注意しながら音読しましょう。

 

英検リスニング対策のアプリがあります。

スマホがあればいつでも、どこでもすき間時間にリスニングの勉強ができますね。

こちらの記事を参考にしてください。

英検用のリスニングアプリを7つ紹介!!初心者用から中級者用まで

2020年8月17日

 

それでは試験でリスニングの点数を伸ばすコツを3つお伝えします。

 

英検2級のリスニング:点数アップのコツは?

 

お伝えしたように、リスニング問題はじっくり考えて解答する時間はありません。

点数アップのための3つのコツを紹介します。

 

先読み

筆記試験が終わり見直しを済ませたら、あらかじめリスニング試験の4つの選択肢を読んでおきましょう。

こうすることで問題文はどんなことを話しているのか、先に情報をつかめますね。

 

何について話しているのかを知っておくと、聞いた時に内容を理解しやすくなります。

筆記試験は余裕をもって終わらせて、少しの時間でもリスニング問題に目を通してください。

 

問題文を聞いてから、選択肢を読むのでは時間が足りません。

そこで、このような流れで試験を受けてください。

 

先読み
  1. 問題が流れる前に、選択肢を読む。
  2. 放送が始まったらリスニングに集中する。
  3. 解答を選ぶ、マークシートに記入。
  4. 次の問題の選択肢を読む。

 

これをくり返すことで、余裕をもって解答できます。

次の放送が始まるまでに半分しか選択肢を読めなかったとしても、焦らなくて大丈夫ですよ!

1つでも読んでおけば、それだけ時間に余裕をもてます。

 

単語にこだわらない

英語を聞きながら単語の意味を考えたり、和訳していては話しているスピードに追いつけません。

 

たとえ意味が分からない単語が一つあったとしても、問題文全体で内容をつかむようにしましょう。

日本語の意味を考えなくても英語を聞いて内容がイメージできるように、先にお伝えした勉強法でリスニングを強化しましょうね。

 

集中力を切らさない

もし聞きとれない文章があったり、答えがわからない問題があっても放送はどんどん流れます。

考えている時間はありません、一問ごとに気持ちを切り替えるようにしてください。

 

リスニング試験の30分間はずっと集中力を保つには長く感じるかもしれません。

放送が始まったらリスニングにとにかく集中する、といったようにメリハリをつけましょう。

 

英検2級のリスニング勉強法と3つのコツで得点アップ!

 

今回は、英検2級のリスニングに絞って、勉強法と試験対策をお伝えしてきました。

 

英検2級のリスニングは、大きく分けて2つの問題が出題されます。

1つにつき15個の問題がありますので合計30問です。

一問につき一回の放送で、解答時間として10秒間ずつインターバルがあります。

 

英検2級のリスニングの合格点は、その時の試験によって変わります。

目安としてすべての技能で最低6割以上の正解を目標にしてください!

 

英検2級のリスニング勉強方法
  • 過去問
  • シャドーイング
  • 音読

 

試験当日も可能であれば家を出る前に、過去問を聞いて直前まで英語に耳を慣らしておきましょう。

試験対策として以下の3つを覚えておいてくださいね。

英検2級のリスニング試験対策
  • 解答文の先読み
  • わからない単語にこだわらない
  • 集中力を切らさない

 

読者様の合格を心から願っています!

 

英検2級のライティング対策をわかりやすくまとめた記事はこちらです。

ライティングの出題は1問だけ。

対策をしっかりして、慌てずに乗り切ってくださいね!

[英検2級ライティング対策]英文構成の「型」を覚えて絶対合格!

2021年7月24日

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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