英検S-CBTのライティングのコツとは!?日記もオススメ!

  • 英検のライティングのコツが知りたい!
  • 英検S-CBTのライティングはどうやって解答するの?

 

日本語の作文を人に見せる時に緊張するように、英文を自分で作るのはかなり大変です。

 

これまで継続的に英語を勉強していても、そしていくら簡単な英文を作ると言っても、いざ英作文をしなさいと言われて書いてみると

  • あれ?スペル合ってる??
  • この文法で良いんだっけ?
  • 単語数が足りない!

『とりあえずこれで』と言った形で書いてしまう人も多いのではないでしょうか?

 

まずは「書いてみる」ことが大事なんですが、やみくもに書くよりはコツを知ってから書く方が上達が早いのは当然。

 

英検の試験は4技能の試験なので、ライティングだけではな、リーディング・リスニング・スピーキングの勉強も必要です。

 

少しでもライティングが簡単に上達するように、今回はライティングをする時に必要なコツ(スキル)について解説しますね!

 

英検S-CBTのライティングのコツとは!?

英検のライティング対策として英作文を行う時には、まず決まった形を覚えることが必要です。

 

例えば「I think」で始めて、「First, 」「Second,」と理由を述べていく・・・というようなものですね。

 

過去のライティング試験の問題と解答例についてはこちらの記事に書いてますので、書き方はこちらを参考にしてもらえればと思います。

今回、紹介した「I think」からの形は、2020年度 第1回の準2級、2級の解答例に記載しています!

 

 

この決まった形は覚えてしまえば、大きな問題ではありません。

 

それよりも問題なのは、それ以外の部分。

まさに「作文」の部分です。

 

今回はこの「作文」を勉強するためのコツを2つ紹介しますね。

 

ライティング上達のコツ① 日本語で作文する

国語のテストで

「あなたの考えと理由を2つ述べなさい」

という質問が出たら、あなたはどのように答えますか?

 

「私は○○だと思います。

理由は△△と□□だからです。」

と答えますよね?

 

では、この時の△に書けない漢字が出てきたらどうしますか?

  • 漢字を思い出す
  • 書ける漢字に言い換える
  • 別の理由にする

この3択になるかと思います。

 

英作文(ライティング)でもやることは同じです。

 

  1. 問題を読んで、日本語で解答を考える
  2. 書けない言葉(単語のスペルが分からないなど)があれば、別の単語に言い換えるか、別の理由を探す
  3. △と□を選んだ理由についても、自分が知っている単語で書けるような文章を作成する

 

つまりライティングは英語力だけでなく、国語の作文力も問われているのです。

 

日本語の文章(平仮名・カタカナ・漢字混合)を英訳した時の目安は、約0.5字です。

つまり英語の単語50単語を書かなければいけない場合は、日本語では100字程度の文章が必要ということです。

 

例えば2020年度第1回の英検の準2級のライティングの問題を見てみましょう。

Question:Do you think it is important for people to ear breakfast every day?

(日本語訳)毎日、朝食を食べることは大切だと思いますか?

 

これに対する解答例は以下のようになっています。

英文

I think it is important for people to eat breakfast every day.

First, people can study or work better if they eat breakfast. Without breakfast, they often feel too tired to do anything in the morning.

Second, breakfast can be a good chance for people to communicate. They can share information at the beginning of each day.

(単語数 57)

日本語訳

私は毎日朝食を食べることは大切だと思います。

まず朝食を食べると、勉強や仕事がはかどります。朝食を食べないと午前中に何かをしようと思ってもすぐに疲れてしまいます。次に朝食は人々とコミュニケーションを取る機会です。1日の始まりに情報を分けあうことができます。

(文字数 127)

 

英単語数 57 に対して日本語文字数は 127 です。

一文ずつで数えると多かったり少なかったりしますが、数行書くとだいたいこのバランスになってきます。

 

ひろみ
ちなみに、英検準2級で求められる単語数は50~60ですよ!

 

ライティングの練習をする時はまず日本語で自分の意見を書きましょう。

そしてだいたいの文字数を数えてみて下さい。

 

同じ紙に書くようにしておけば、日本語で作文した時の文章の量でだいたいの文字数の見当がつくようになりますよ!

 

ライティング上達のコツ② 英文で日記を書く

英作文を実際行ってみて気づくのが、同じような単語が続いてしまう、ということ。

英会話でも同じことが起こるので、英語を勉強している方は、ほとんどの人が経験しているのではないでしょうか?

 

それは普段使うことが少ないから、が原因だと思います。

 

日本語でも、四字熟語やことわざなど、知ってはいても普段の会話で登場することはないので、頭に浮かんでくることもありません。

ひろみ
最近、ことわざを耳にすることがほとんどないなと思ってます。

そして我が子も、ことわざや四字熟語が嫌いだと言ってます・・・

 

であれば、英作文を行う機会を増やしましょう!

それには「日記」が一番です。

 

ひろみ
もちろん、「日記」じゃなくても大丈夫。

ふと思ったことを英語に直し、実際に書いてみることが大事です。

 

 

同じような表現が続くと自分でも気になって調べたり、違う単語を使ってみたりするようになり、そうすればライティングのテストでの表現も豊かになっていきます。

 

 

英検S-CBTのライティング試験

英検S-CBTと英検CBTはコンピューターを利用して行う試験です。

 

従来の英検は問題用紙も解答用紙も紙で配られていたのに対して英検S-CBTは問題用紙がコンピューター、解答用紙が紙英検CBTは両方コンピューターとなっています。

 

英検S-CBTは

  • 1日で4技能の受験をしたい
  • 英検の受験回数を増やしたい
  • コンピューターの画面で問題を読むのは大きな問題ではない
  • ただタイピングには時間がかかる

という方にぴったりな試験です。

 

タイピングが得意な方からは英検CBTの方が楽だったという声も聞かれますが、英検CBTは開催される会場がまだ限定的です。

交通費や所要時間も考えて、英検S-CBTにするか、英検CBTにするか検討してくださいね!

 

英検S-CBTは正式名称を「英検2020 1 day S-CBT」と言います。

これは2019年度から新たに始まった試験方式なので、まだよく分からず不安という方も多いでしょう。

 

でも、問題はコンピューターから出題されますが、解答方法は従来の英検と同じ。

コンピューター上に出る問題には、ラインを引ける機能も付いているので、大事なところに印を付けておきたいという方も安心です。

 

 

英検S-CBTのライティングのコツとは!?日記もオススメ!まとめ

ライティングのテストは、2016年(2級)~2017年(準2級・3級)に始まりました。

 

英検は言うまでもなく日本国内での認知度はトップの英語の試験です。

そこにライティングが導入され、4技能の試験となり、さらに有益な試験になりました。

 

ひろみ
ただ今の英検はライティング試験があると聞いた時は、正直、私が学生の時にはなくて良かった~と思いました(笑)

 

またグローバル化に伴い、CSEスコアという採点基準も設けられているので、ライティングで高得点を取ることの重要性はますます高まっています。

英検の採点基準CSEスコアについてはこちらの記事を読んでみて下さいね!

英検CSEスコアについて分かりやすく解説!CEFRとの関係とは!?

2020年6月22日

 

英検のライティングを練習しようと思った時には、まず日本語の作文に挑戦してみましょう!

英語で書きやすい日本語の作文、意外と時間がかかるものなんですよ!

 

同時に英文で日記を書くようにすれば、日本語の作文を英語に訳す時にいろんな単語が書けるようになります。

 

一気に時間をかけて、最初から完ぺきな文章を目指すのではなく、少しずつ英作文に慣れていくようにしましょう!!

毎日少しずつの練習で英検のライティング試験は軽くクリアすることができますよ!!

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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