- TOEICのリーディングパートが解き終わらない・・・
- 英文を読むのに時間がかかってしまう
- 英文が早く読めるようになる多読テクニックとは?
TOEICの試験を受けたら時間切れに・・・そんな経験はありませんか?
そうお悩みの方は多いですが、実はTOEICのリーディング問題を最後まで解く方法はとてもシンプルです。
時間配分を意識して効率的に問題を解くコツをマスターできれば、問題を最後まで解けるようになり、TOEICの点数を大きく伸ばすことができます。
この記事では、
- TOEICリーディングパートの最適な時間配分
- リーディング問題の各Partを効率的に解くコツ
- 多読テクニックで読むスピードを上げよう
をご紹介します。
あなたもTOEICのリーディングパートを全部解いて、TOEIC点数を大きく伸ばしましょう!
Contents
TOEICリーディングパートの最適な時間配分とは?
TOEICが最後まで解けない理由は、リーディング前半のPart5とPart6に時間をかけすぎて、最後のPart7で時間切れになっているからではないでしょうか?
リーディングを最後まで解くためには、Part7にしっかりと時間を残すことが必要です。
Part7は前半のPart5とPart6に比べてやや複雑なので、割り当てる時間が少なければ正答率も下がってしまいます。
そこで、リーディングパートを最後まで解き終えるための最適な時間配分を見てみましょう!
パート 問題数 目安時間 テスト内容 Part5 30問 10分(20秒/問) 短文穴埋め問題 30問
不完全な文章を完成させるために、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。Part6 16問 10分(35秒/問) 長文穴埋め問題 16問
不完全な文章を完成させるために、4つの答え(単語や句または一文)の中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。各長文には設問が4問ずつある。Part7 54問 55分(1分/問) 1つの文書:29問
複数の文書:25問
いろいろな文書が印刷されている。設問を読み、4つの答えの中から最も適当なものを選び解答用紙にマークする。文書内に新たな一文を挿入するのに最も適切な箇所を選ぶ設問もある。各文書には設問が数問ずつある。
引用:TOEIC公式サイト
大丈夫!Part5はTOEIC初心者でも短期間で高得点が狙えるPartです。 コツはよく出る問題を繰り返し練習することで、問題をたくさん解けば1問20秒も簡単にクリアできるよ♪
解答の質を下げずに最適な時間配分でリーディング問題を解くためには、各パートを効率的に解いていく必要があります。
次に、TOEICリーディングパートの各Partを効率的に解くコツをお教えします!
TOEICリーディング問題の各Partを効率的に解くコツとは?
Part5を効率的に解くコツ
Part5は短文穴埋め問題が30問あり、最適な時間配分は10分です。(1問20秒ほど)
Part5では英語文法の基礎知識が問われます。
Part5を効率的に解くコツは、よく出る問題パターンを繰り返し練習すること。
よく出る問題のパターンは、過去問や模擬問題をたくさん解くことで見えてきます。
Part6を効率的に解くコツ
Part6は長文穴埋め問題が16問あり、最適な時間配分は10分です。(1問35秒ほど)
長文穴埋め問題は、文章を理解していないと解けない問題が大半です。
Part6を効率的に解くコツは、空欄の前後だけではなく全文を読んだうえで最適なものを選ぶことです。
全文の通し読みははじめは大変かもしれませんが、たくさん練習を積んで文章理解力を高めれば点数をあげることができます。
Part7の時間配分と効率的に解くコツ
では、本題のPart7です。
Part7の最適な時間配分とは?
Part7では、1つの文章や複数の文章を読んでから設問に答えます。
出題形式は:
- シングルパッセージ(1つの文章に対して、複数の設問がある)
- ダブルパッセージ(2つの文章に対して、複数の設問がある)
- トリプルパッセージ(3つの文章に対して、複数の設問がある)
があります。
Part7は比較的むずかしいので、Part7の中でも時間配分を決めて取り組むと効率的に解き進めることができます。
それではPart7の時間配分の目安は以下のようになっています。
出題形式 | セット数 | 目安時間 |
シングルパッセージ(1文で1セット) | 10セット | 25分 |
ダブルパッセージ (2文で1セット) | 2セット | 10分 |
トリプルパッセージ(3文で1セット) | 3セット | 20分 |
合計 | 15セット | 55分 |
Part7を効率的に解くコツは?
Part7を効率的に解くコツは、設問数に合わせて解く順番を変えることです。
Part7の場合、時間がぎりぎりそうなら、最後のダブルパッセージ(2文で5問)や1文で4問あるものを先にやっておくという方法もあります。長い文章で全体を把握しようとすればそれなりに時間をかける必要があります。文章を読めれば4、5問解けるものを残せば損です。1文に2問しかないような問題は、最後に時間がなくなって拾い読みしてもそれなりに回答できます。ただ、回答順序を変えるときには、マークの位置を間違わないように気をつけましょう。
引用:教えて!goo
Part7のシングルパッセージ(1文で1セット)には設問が2問などと少なめです。一方でダブルパッセージなどは1セットで設問数が4問のものもあります。
ダブルパッセージ問題のような、設問が多い問題から解いていく方が効率的です。
この方法は、TOEICテストで時間がギリギリになった時でも効果があります。
ただし、解く順番を変える時はマークシートの位置を間違えないように気をつけましょう。
問題を1つ解くごとにマークシートを埋めるのは効率が低く、間違えやすいです。最後にまとめてつけるのも、時間切れのリスクがあります。 そのため自分でいくつか区切りを決めて、キリがいいところでまとめてマークシート記入しましょう! リーディングをいかにスムーズに解き進めるかは、単語量に大きく関係します。 今回紹介したのはコツですが、単語量を増やす方法はこちらで紹介していますよ! TOEICのリーディングパートでは、長文をどれだけ速く読めるかが決め手になってきます。 長文を読むのに時間がかかる方には、多読テクニックを使って速く読む力を鍛えましょう。 多読テクニックとは、文字通り、英文を多く読んで読むスピードを速くするというものです。 多読テクニックを身に付けると、たくさんの英語に触れることができるようになり、自然に英語力、会話力などもあがっていきます。 多読テクニックを身に付けるためには、とにかくたくさんの英文を読むことです。 最初は簡単な絵本など子ども向けの本から読むようにしましょう。 多読は文章の意味をしっかり理解する必要はありません。 知らない単語が出てきても、分からないまま飛ばして読んで、前後の文脈から想像すれば大丈夫。 でも、分からない単語ばかりになってしまうと読んでいても楽しくないですよね・・・。 ですので、ほとんどの単語が理解できるような子ども向けの本、また絵で話の内容を想像できる絵本から始めるのがオススメなんです。 そして読んでいて「つまらない」と感じたら、読むのをやめて、次の本に移りましょう。 目的は内容をしっかり理解することではありません。 とにかく英語の文章を読むことです。 「おもしろい」「楽しい」と思える本をたくさん読みましょう。 この記事では、TOEICリーディングパートの最適な時間配分と各Partを効率的に解くコツを説明しました。 TOEICリスニングパートの勉強法も合わせて知りたい方はこちらをどうぞ↓ 最後まで読んでいただきありがとうございました♪ 多読テクニックで読むスピードを上げよう!
多読テクニックのコツ
リーディングパートの最適な時間配分のまとめ
パート
目安時間
効率的に解くコツ
Part 5
10分(約20秒/問)
よく出る問題パターンを繰り返し練習する
Part 6
10分(約35秒/問)
全文を読んだうえで最適なものを選ぶ
Part 7
55分 (約1分/問)
設問数に合わせて解く順番を変える
Part5を1問20秒で解くなんてできるの?
割り当てる時間が少なくて解答の質が落ちてしまいそう・・・