- TOEICリスニングパートの問題構成ってどんな感じ?
- 英語が聞き取れない本当の原因ってなに?
- TOEICリスニングの効率的&効果的な勉強法が知りたい!
- リスニングパート別の解法テクニックってあるの?
今回はそんな方に、TOEICのリスニングパートを速く確実に伸ばす勉強法についてお話します!
リスニングパートは、特に初心者にとってはとても大事な部分です。
ここに苦手意識を持ってしまうと点数UPは遠くなってしまいますし、逆に味方につけると良い点数を取れて、英語が楽しくなっていきます。
では1つずつ見ていきましょう!
Contents
TOEICリスニングパートの問題構成は?
的を狙ってから矢を放つと当たりやすいように、問題構成を把握してから、的を得た勉強法で取り組む方が効率が高いです。
なので、まずはTOEICテストのリスニングパートの問題構成を見てみましょう!
Part1 写真描写問題(6問) 1枚の写真に対して、放送される4つの説明文から一番ふさわしいものを選ぶ。
Part2 応答問題(25問) 1つの質問または文章に対して3つの説明文が放送される。設問に対して、最もふさわしい説明文を選ぶ。
Part3 会話問題(39問)
- 2−3人の会話が放送される。設問と解答を読み、4つの答えから最適なものを選ぶ。
- 会話で聞いた内容と問題用紙にある図などの情報を関連づける問題もある。各会話には3つの設問がある。
Part4 説明文問題(30問)
- ミニトークが放送され、4つの設問から最適なものを選ぶ。
- トーク中で聞いた内容と問題用紙にある図などの情報を関連づける問題もある。各トークには3つの設問がある。
引用:TOEIC公式サイト
英語が聞き取れない本当の原因は?その対策とは??
リスニングパートの英語が聞きとれないというお悩みはよくわかります。
でも聞きとり練習とシャドーイング練習を繰り返して行くうちに、聞き取り力が少しずつ上がっていったんです。
今はTOEICを900点まで伸ばすことができました。
つまり、効果的な方法で聞き取り練習を積み重ねれば、聞き取り力は必ず上がります!
英語が苦手だった私でもリスニングのスコアを伸ばすことができた効率的なリスニング勉強法を知りたい方は、ぜひこちらの記事を確認してくださいね。
TOEICリスニングテストの効率的&効果的な勉強法とは?
TOEICの点数を効率的に伸ばしたいなら、以下の勉強法をおすすめします。
- TOEICの目標点数と点数別の対策ポイントを知ろう
- リスニングPart別の解法テクニックを知ろう
- 解法テクニックを使って問題をたくさん解こう
- 毎日30分のディクテーションをやろう
偏差値が違う学校の受験対策も違うように、TOEICリスニングの勉強法も目標点数別でアプローチが異なります。
英語を身につけるためには一連の流れがあって、点数別に攻略できるポイントが違うからなんですよ。
TOEICの目標点数と点数別の対策ポイントを知ろう
TOEICの点数を効率的に取るために、まずは、自分が目標とするTOEICの点数を明確にしましょう。
TOEIC受験経験がある方は下の表を参照に、前回点数より1つや2つ上のレベルを目指しましょう。
TOEICを受けたことがない方は、下の表を参考にして自分の英語レベルから目標点数を設定すると良いですよ。
300点以上 英検5級 簡単な英語がある程度わかる 400点以上 英検4級 簡単な英語が理解・表現できる 500点以上 英検3級 日常会話がある程度理解できる 600点以上 英検準2級 ビジネスで最低限必要なレベル 700点以上 英検2級 日常会話と、ビジネスでもある程度は通用する 800点以上 英検準1級 日常生活やビジネスで英語に困らない 900点以上 英検1級 英語で困ることがない 引用:myスキ英語
目標点数別の対策ポイント
❶目標点数300点〜500点の対策ポイント
300点〜500点台を目指すには、点数が取れやすいPart1とPart 2が確実にできるようになりましょう。
❷目標点数600点以上の対策ポイント
600点以上を目指す場合は、Part1とPart2はしっかり押さえた上で、Part3やPart4をしっかり対策しましょう。
TOEICは目標点数によって勉強時間も変わってきます。
そして、その目標点数と勉強時間によってスケジュールを組むことが大事ですよ!
リスニングパート別の解法テクニックを知ろう
❶リスニング問題Part1の解法テクニック
Part1の解法テクニックは以下です。
- 説明アナウンスは聞かない、問題用紙に印刷された説明も読まない
- 6問の写真に目を通しておく
①人物の写真なら確認ポイントはこれ!
- 人数、性別
- 目立つ特徴(どんな人物か)
- 動作(誰がどんな事をしているか)
②モノや風景の写真なら確認ポイントはこれ!
- 場所はどこか、モノは何か
- どんな状態や位置にあるか
❷リスニング問題Part2の解法テクニック
Part2の解法テクニックは以下です。
- 説明アナウンスは聞かない、問題用紙に印刷された説明も読まない
- 自分が話しかけられているイメージで音声を聞く
- 6W1Hだけ注意して聞く(全部聞こうとしない)
6W1Hとは、いつ(When)、どこで(Where)、誰が(Who)、何を(What)、どれを(Which)、何したか(What)、なぜ(Why)、どうやって(How))の事を表します。
次にPart3とPart4の解法テクニックを見ていきますが、説明アナウンスを聞かない点と問題説明文は読まない点はPart1・Part2と同じです。
それを前提に、解法テクニックを見ていきましょう!
❸リスニング問題Part3の解法テクニック
Part3の解法テクニックは以下となります。
①会話の最初と最後の文は特に集中して聞こう
- 最初の文:会話の目的、場所など、全体を問う設問の答えにつながる
- 最後の文:話の目的や、人物の次の行動など、詳細を問う設問の答えにつながる
②事前に設問を確認するとき留意すべきワード
- ask:会話中にWould you, Could you, I’d like to, May Iなど始まるワードに注意
- 名詞:会話中のその名詞の前後をしっかり聞くと答えがわかる事が多い
③会話中の転換ワードに注意
- 理由:転換ワードに気づかないと解答を間違える確率が高い
- 対策:さまざまな転換ワードを調べて慣れておく
会話の最初と最後の文、askや名詞、転換ワードを意識しながら問題を解くと、正答率が上がりますよ♪
❷リスニング問題Part4の解法テクニック
Part4の解法テクニックは以下となります。
①最初の文でアナウンスのジャンルを特定する
- ジャンル例:ニュース、電話メッセージ、広告、空港やツアーなどのアナウンス
②アナウンスの「場所」と「何について」はよく出る
③アナウンスの「話す人」と「聞く人」は誰かを明確にする
問題をたくさん解こう
TOEICで確実に点数を取るためには、やはり問題をたくさん解く必要があります。
リスニングは特に、耳を英語に慣れさせることが必要になってきます。
私が最初に利用したのはリスニング用の教材でした。
とにかく英語を聞けるようにならないとと思って利用したら、これが点数UPにつながって、モチベーションを続かせてくれたんだと思っています。
ただしTOEICテスト前に勉強をするときは、パート別の解法テクニックを使って問題を解きましょう。
そうすれば効率的&効果的にTOEICリスニングパートの点数を上げられます!
毎日30分ディクテーションしよう
ディクテーションとは、音声を聞きながら聞いたことを書き取る練習のことです。
問題を解くのと同時進行で、毎日30分のディクテーション(音声の書き取り練習)を実行すると、テスト時にスッと英語が入ってくるようになるんです!
どうしても時間に余裕がない場合、問題をたくさん解くだけでもある程度の点数UPが見込めます。
【TOEIC勉強法】リスニングパートの効率的&効果的な学習法とは?!まとめ
TOEICリスニングテストの効率的&効果的な勉強法をまとめると、これらのポイントになります!
- TOEICリスニングパートの問題形式を把握する
- 自分が目標点数を明確にし、目標点数別の対策ポイントを知る
- リスニングパート別の解法テクニックを活用して、問題をたくさん解く
- 毎日30分のディクテーションをする
これらを実行すれば、TOEICリスニングPartの点数UP間違いなしです。 高得点を目指してがんばりましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
Part1とPart2は、音声の後すぐに回答を選ぶ問題ですね。Part3, Part4はそれに加え、聞いた音声と問題用紙にある情報を関連づける問題もあるため、聞いたことを本当に理解したかがポイントになります!
音声がしっかり理解できるよう、聞き取り力を伸ばしましょう!