- TOEICの過去問をたくさん解いているのに点数があがらない・・・
- リスニング問題の速度が速すぎて聞き取れない・・・
- リスニングで読まれる問題が長すぎて途中でついていけなくなる・・・
読者のみなさまは、こんなお悩みを持たれたことがありませんか?
私はと言いますと・・・
ですが、TOEICでは特にリスニングパートのスコアは上げやすく、勉強の効果もすぐに出やすいと言われています。
「じゃあ、まずはリスニングパートを重点的に学習すればいいんだ!」
と思われるでしょうが、がむしゃらに勉強したりテストを受けても、何が良かったか・悪かったかを振り返らなければ、次のスコアアップにつなげることって難しいんですよね・・・。
安定してリスニングのスコアを取るには、ちょっとしたコツがあるんです!
この記事ではそんなお悩みから抜け出すコツをお伝えしていきたいと思います。
ぜひ、このコツを掴んでスコアアップを目指しましょう。
こちらの記事もおすすめです。良かったらどうぞ。
Contents
【TOEIC勉強法】リスニングのコツを掴んでスコアアップしよう!
TOEICのリスニング、みなさまはいつもどのように勉強していますか?
「リスニングなんてただひたすらCD聞いてたらいけるでしょ~!」なんて、思っていませんか!?
確かに、本番と同じ問題集のCDを聞いて耳を慣らしておくことも大事ですが、それだけでは「聞いたつもり」で終わってしまいます・・・。
確実にスコアアップにつなげるのならば、点数を取るための戦略を立てて勉強することが大事です!
それは、勉強する範囲を絞ることです。
ここでは、TOEICリスニングパートの出題形式をもとに、自分のレベルや目標スコアに合わせた勉強法をお伝えしますね!
TOEICリスニングパートの出題形式
まずは、どういった問題が出るかを知りましょう。
2020年6月現在におけるTOEICのリスニングパートの出題形式は以下の通りです。
引用:【公式】テストの形式と構成|TOEIC Listening & Reading Test
実は、TOEICの出題形式は2016年より新しいものに変わっているのをご存知ですか?
これには、「時代の変化に合わせた英語コミュニケーション能力に対応する」というねらいがあるようです。
つまり、TOEICを受けることで現在の自分が持つ英語コミュニケーション力のレベルを知り、今後どのような学習が必要かを知ることができます。
なので、頻繁に受験しておくと、自分の英語力にさらなる磨きをかけることができそうですね!
次は、レベル別にどのパートを重点的に勉強したらよいのか見ていきましょう♪
レベル・目標スコア別要学習パート
先ほどは、リスニングパートの出題形式を確認しました。
では、具体的にレベル・目標スコア別でどのパートに力を入れたら良いのでしょうか?
ちなみに、TOEICのリスニングスコアのレベルを初級、中級、上級の3つに分けると、目安と言われるスコアはだいたい次の通りと考えられているようですよ!
初級:5~270
中級:275~370
上級:375~495
※リスニングパートのみ。
これに対してそれぞれどのパートを重点的に勉強したら良いかというと・・・
初~中級 Part1,Part2
中~上級 Part3,Part4
初~中級では読まれる文章も短めのPart1,Part2を、中~上級では読まれる文章も長めのPart3,Part4を重点的に勉強すると良いみたいです!
今の自分の実力や目標スコアに合わせて勉強範囲を絞ってみることをおススメします!
ポイントを押さえてリスニングしよう!
TOEICをある程度勉強されている方ならご存知かもしれませんが、TOEICのリスニングって全てを聞こうとしなくても良いんです!
(もちろん、全て聞けるに越したことはありませんが・・・)
TOEICのリスニングセクションはパートごとに設問の形式が決まっているので、それさえ知っていれば対策も立てやすく、テスト本番でも落ち着いて聞くことができます。
慣れてくると、「この設問ではここが答え(もしくはキーワード)になりそうだな~」なんて解答を導く手がかりにアタリをつけることも出来ちゃうんです!!
次はリスニングセクションでの各パートの設問形式ごとに対策をお伝えするので、是非参考にしてみてくださいね!
Part1 写真描写問題
Part1の写真描写問題では、4つの選択肢が読み上げられます。
その文章の構造はほとんど「主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+その他の情報」というシンプルなものです。
なので、問題用紙にある写真を見て、その状況から思いつく単語をざっとこの構造の中に当てはめながら問題を聞いてみましょう!
また、Part1では主に現在形、現在進行形、現在完了形を中心とした出題がされますので、時制にも気を付けてくださいね。
これは上級者の方でも油断すると1~2問は落としてしまうことがあるので注意したいところです。
Part2 応答問題
Part2の応答問題では、ひっかけに注意しましょう。
このパートでは、基本的には設問と同じ語句が含まれている選択肢に正解はほぼないと言って良いと思います。
例えば、設問の聞き取りがうまくできなかったとき、なんとなく聞こえた単語が入っている選択肢を選んでしまう事ありませんか?
TOEICは受験者の気持ちをよく考えた上で問題が作られているので、こういったところにひっかけ選択肢を多く入れることがあるのです!!
しかし、Part3とPart4ではこのコツが使えない(語彙の重複が正解になる)ことがあるので注意してくださいね!
Part3、Part4 会話問題、説明文問題
最後に、Part3、Part4についてですが、この2パートはいずれも「先読み」をしながら挑みましょう!
例えば、Part2が終了したらPart3のDirectionsが読まれている間にそのすぐ下にある3問の設問と選択肢を読む!といったようにです。
もし、「いきなり3問も先読みなんてできない・・・!」ということであれば、公式問題集などを使ってまずは1問ずつ先読みできるようにトレーニングすると良いと思います!
特に新形式のTOEICでは図表がでてくる設問もあるため、先読みが上手にできると落ち着いて解答できるようになります。
リスニングのための耳を慣らそう!
リスニングの問題が読まれている途中でついていけなくなるなんてとっても悔しいですよね・・・
実は私も、リスニングセクションの後半になると集中力が切れてしまって、絶対に聞けていたはずの単語も聞き落としていた経験があります。
しかも、それが解答のキーだった(淚)なんてこともしばしばありました・・・。
リスニングセクションでのミスをできるだけ少なくしてスコアアップへつなげるために、日頃から次の3つを練習をしておくことをおススメします!
ディクテーション
ディクテーションとは「音声を聞きながら、聞き取れた言葉を書きとること」です。
これによって英語の音声を正しく聞き取ることができるようになります。
おススメは英語の短いニュースやラジオの音声です。
(もちろん公式問題集を用いてもOK!)
その音声を聞きながら、聞きとったフレーズや単語を書きとり、スクリプト(音声を文字に起こした原稿)を見て答え合わせをすることです!
または、すでにあるスクリプトを用意して聞き取れなかった部分にチェックをし、聞き取れるまで繰り返しても良いと思います。
シャドーイング
シャドーイングとは「音声を聞きながら、聞こえた音を真似すること」をいいます。
これによって英語の聞き取り力をアップさせると同時に、聞こえた英文の内容を理解できるようになります。
テスト直前であれば単語の意味が全部わかる教材を使うのが良いでしょう。
ですが、長く続けたいなら好きな映画や洋楽を見たり聴いたりしつつ、最初は意味が分からなくても同じ速度で音を真似して口を動かすのがおススメです。
流れている音声と同じように言えるようになれれば、発音も良くすることができ、とても良い練習になりますよ♪
設問分析
これは、問題集などを解いたあとに不正解だった設問を見直す、一番基本の勉強法です。
ですが、丸付けを終えたあとに見直すのってすーーっごくめんどくさいんですよね・・・
しかし!ここで解きっぱなしにせず、間違えた・自信がなかった問題の理由や知らない単語をしっかり確認しておくことで、本番や次の練習に活かすことができるんです!
このように、日ごろからどれかひとつ5分だけでも良いので、リスニングのための耳を鍛えておきましょう。
そうすることで、本番も聞き落としに慌てることなく解答できるようになると思います!
TOEIC学習で時間の上手な使い方を身に着けよう!
TOEICは目標とする点数が高ければ高いほど、ただがむしゃらに過去問を解くだけではスコアアップにつながりません。
ただひたすら過去問だけを解いていた・・・という方は、まず今の自分の力に合わせて要点を絞った学習をした方が、目標とするスコアにぐっと近づきやすくなると思います。
「もう何回も試験受けたことあるよ~」という方は、自分の苦手なパートに絞って、間違えやすい設問などを分析して何度も練習すると良いですね♪
効率よく勉強してサクッとスコアアップしちゃいましょう!
今はスマホのアプリでも手軽に英語の勉強ができてしまいます。
「適度に息抜きしながら英語の勉強がしたいな・・・」という方はこちらの記事で紹介されているアプリもTOEIC学習の助けになると思うので、参考にしてみてくださいね!
リスニングパート学習に慣れてきたら、リーディングパート学習のコツや時間配分を知っていきましょう!
TOEICは、解答のしかたについての本が出ているほど、「戦略が大事なテスト」ともいわれているようです。
上手に対策して目標スコアへ近づきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました♪
こちらの記事も人気です。良かったらどうぞ!