- TOEICのリーディングで点数をUPさせたい!
- リーディングの点数をあげるには何を勉強すればいい?
皆さん、これからTOEICを受験しようとお考えですか?
TOEICは英語力を測るのに、今では一般的なテストとなっていますね。
私も経験したんですが、受け続けているとどうしても点数が伸び悩む時期があって・・・。
でも、TOEICの試験の特徴を知り、それに合わせた勉強を続けた結果900点を取得することが出来たんです。
今回の記事では、TOEICリーディングセクションの特徴と効果的な学習方法について解説していきたいと思います。
今回はリーディングセクションにフォーカスして解説していくので、リスニングの勉強方法やスコアアップのコツを知りたい方はこちらの記事を参考にしてみて下さいね。
Contents
TOEICのリーディング攻略!初心者でもハイスコアを取る方法とは!?
初心者にとって最初にもっとも必要なことは、しっかりと目標を決めることです。
あとから詳しくお話しますが、TOEICはテストによっての点数のバラツキをなくすために、実力に応じた点数を取れる仕組みになっています。
そのため平均点は毎回ほとんど同じ点数となり、TOEICの合計スコアの平均点は580~590点、リーディングの平均点は260~270点です。
まずは自分の実力に合わせた目標を設定しましょう。
それからは、とにかく問題になれることです。
TOEICは問題数が多いのが特徴で、リーディングの3つのパートそれぞれにも出題方法には特徴があります。
過去問をしっかり解いて本番のテストにそなえたら、体調を万全に整えて試験に向かいましょう。
TOEICの問題数はどれくらい?
まずはTOEICについて解説したいと思います。
TOEICは2時間のマークシート方式のテストで、リスニング(約45分間・100問)、リーディング(約75分間・100問)に分かれています。
更にリスニングセクションは4つ、リーディングセクションは3つのパートに分かれています。
【リスニングセクション】
【リーディングセクション】
引用:TOEIC公式サイト
どちらのセクションも短い制限時間の中で100問解かなくてはいけません。
この限られた時間の中で、最大限に実力を発揮するにはどうしたらいいのかが重要ですよね。
次の章からは、目標設定の目安から対策方法までご紹介していきますよ~!
スコアの目安を知って目標を立てよう
TOEICのスコアは、リスニングセクション495点、そしてリーディングセクション495点の合計990点満点です。
英検のように合格・不合格という基準ではないんですね。
さきほどもお伝えしましたが、TOEICでは1問の配点は決まっておらず、統計処理で算出されているんです。
人が作ったテストなので当たり前ですが、回によっては難易度の差が出てしまいます。
その時に、点数のバラツキをなくすためなんですね。
実力が同じであれば、毎回同じ程度の点数を取れる仕組みとなっているというわけです。
こちらが2019年6月に実施されたTOEICの平均スコアです。
引用:TOEIC公式サイト
平均点は毎回だいたい500点台後半のようです。
初めて受験する方は、まずはこの点数を目標にしてはどうでしょうか?
こちらはTOEICのスコアとコミュニケーション能力の相関表です。
引用:TOEIC公式サイト
多くの企業が求めるTOEICのスコアは600点、海外と関わる部署や海外出張、赴任をするとなると700点以上あるのが好ましいようです。
TOEICの点数と評価される実力との目安はこちらの記事で詳しく解説しています。
目標点数を決める参考にしてみてくださいね。
効果的な勉強方法とは?
ここまでTOEICの特徴、スコアとレベルの目安などを説明してきました。
TOEICは、自分のレベルをわかりやすく数値化するためのツールです。
いきなり高得点も目指すのも良いですが、自分にとってどのレベルが必要かを考えることが大切です。
上記でご紹介した「スコアとコミュニケーション能力の相関表」をもとに、自分の目標スコアを導きだしてください。
そして目標が決まったら、後はそれに向かって努力するのみ!
目標スコアをクリアするために戦略を立てて効率的に試験対策していきましょう。
実はTOEICは問題形式が毎回同じで、そこまでハイレベルな単語や文章は出てきません。
という事は、基本的な英語力×慣れでスコアアップは期待できるのです!
ただ、リーディングパートは問題数が多く、時間内に全問解くためには結構なスピードで読まなければいけません。
各パートの特徴を把握する
冒頭でも説明しましたが、リーディングセクションは3つのパートに分かれています。
まずはその特徴を理解しましょう!
TOEICの公式サイトでサンプル問題を確認できますので、以下のリンクからチェックしてみて下さい。
Part5 短文穴埋め問題 30問(時間配分の目安10分)
短い文章の中に空欄があり、4つの選択肢から正しい語句を選ぶ問題。
なので瞬時の判断力を持って解く必要があり、分らない問題は飛ばす勇気も必要です。
文法と語彙力を鍛えることでスコアアップが期待できます!
Part6 長文穴埋め問題 16問(時間配分の目安10分)
長い文章の中に空欄があり、4つの選択肢から正しい語句、一文を選ぶ問題。
文章は4つで、1つの文章につき4問出題されます。
いかに早くヒントとなる文章を見つけて、理解するかがカギとなります。
大まかに全体を理解する練習をするとスコアアップが期待できます!
Part7 1つの文書:29問/複数の文書:25問(時間配分の目安55分)
メールや広告、新聞記事などの内容に関する問いを4つの選択肢から選ぶ問題。
前半の29問は、1つの文章を読んで答えます。
後半の25問は、2つか3つの文章(例えば、メールのやりとりなど)を読んで答えます。
問題数がかなり多いので休憩している暇はありません。
Part7では文法力、語彙力、文脈理解、スピードといった総合力を測られます。
なので日々、長文読解に触れることがスコアアップにつながります!
問題形式に慣れる
問題形式が理解出来たら、実際に何度も解いて慣れることが大切です。
まずは、TOEICの過去問を解くことをおすすめします。
TOEICの問題形式は2016年に一新されたのですが、それに対応した公式過去問はシリーズ5まで出ているようです。
1冊につきテストが2回分収録されているので、一冊はやりきってみて問題形式を把握することをおすすめします。
過去問を何回か解くと自分の苦手なパートが見えてくると思います。
そうしたら、パートごとに分かれた参考書で苦手をつぶしていきましょう。
こちらのシリーズではパートごとの特徴が丁寧に解説されています。
そして問題数も多く、初心者の方が理解しながら数をこなすのにおすすめです。
この参考書を2~3周するとだいぶ問題に慣れてくると思います。
そして語彙力はリスニングセクションも含めて全体に必要な力なので、パートごとの勉強と並行して見ておくと良いと思います!
短期間で効率的に一定のスコアを取りたい場合は、アルファベット順や品詞順に並んでいる単語帳よりも目標スコア順に記載されている参考書がおすすめです。
おすすめの参考書は下記の2冊です。
どちらも目標スコア順に覚えるべき単語が記載されているので、無理なく学習できると思います。
まずは、平均点を目指す方はこちらがおすすめです。
400点レベル、500点レベル、600点レベルと3段階でステップアップできる構成となっています。
600点以上を目指すなら、こちらの単語帳がおすすめです。
人気のある書籍なので、もしかしたらご存知の方も多いかもしれませんが、人気な理由が納得な分りやすさです。
実は、上記以外にもおすすめの単語帳があります。
私がオススメしたい単語帳はこちらです!
楽しく持続することが大切!
ここまで勉強方法について書いてきましたが、何よりも継続して勉強していくことが大切です!
でも「楽しい、役に立つ」など自分にメリットがなければやっていけませんよね。
ただ単に「ハイスコアを取るんだ!」という願望ではなく、「何のために?」ということを考えるとモチベーションを維持できます。
余談ですが、私もTOEICの単語帳を使って勉強していたのですが、ある単語をどうしても覚えられずにいました。
実際その単語をネイティブスピーカーが使っているところを聞いたことがありませんでした。
日常会話で使われている様子をイメージできず会話の中では使わないけど、TOEICのためにただ暗記しているという気になっていました。
しかしアメリカに旅行に行ったときに、ふとホテルのテレビでニュース番組をつけてみたんです。
そこで「ん?何か聞いたことある単語?確かこれは....あ!TOEICで勉強した単語だ!」
ずっと覚えられずにいた単語を実際に使われている場面を見ることで一瞬で覚えられました。
このとき、「TOEICの勉強も日常的に使われるんだ!役に立つんだ!」ということを実感できたんです!
つまり、本当の実力を付けるには参考書の中で完結させてはいけないという事なんです。
自分の日常と結びつけることで覚えは速くなります。
例えば
- 覚えた単語をネイティブスピーカーとの会話で使ってみる
- 速読を鍛えるために洋書を読んでみる
- ニュースを英語で聞くようにする
などなど。
こんな風に工夫することで、楽しみながら勉強を持続できると思いますよ♪
試験当日、実力を発揮するには?
準備が整ったら、さあ本番です!
せっかく、これまで努力をしてきたんですから100%の実力を発揮したいですよね。
そのためには、どうしたらいいんでしょうか?
次の章からはテスト本番に対する心構えと対策をお伝えしていきますよ~♪
体調管理は万全に整えよう
まずは、何よりも体調ですよね!
2時間という長時間のテストなので途中で眠くならないように備えて、前日はしっかり睡眠を取ってください。
あと、おすすめなのがチョコレート!
テストの前にチョコレートを少量食べるとリラックスし、集中力が高まるので試してみて下さい。
分らない問題は飛ばす勇気を持とう
分らない問題、迷う問題には必ず遭遇すると思います。
しかし、時間は限られているので、勇気をもって飛ばして後で時間があれば解くか、とりあえずどれかを選ぶ方が良いです。
分る問題からどんどん解いていって下さいね!
初心者でもTOEICリーディングでハイスコアは取れる
今回はTOEIC受験初心者の方でも、リーディングセクションでハイスコアを取る方法をご紹介しました。
英語力は急に上がるものではないので、日々継続していくことが大切です。
TOEICに限らず、試験は慣れの部分が大きいので、何度も問題を解くとコツがつかめてきてスコアに反映されてくるはずです!
皆さんが勉強に励む中でこの記事が参考になれば嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
そしてもう一つ実力を発揮するためには、「分からない問題は勇気をもって飛ばす」ことも大事なんですよ!