- 普段静かな場所で勉強してるけど、TOEICはどんな感じ?
- 試験中に耳栓は使ってOK?
- 耳栓以外にも持っていっていいものはある?
リーディングの試験、集中して問題を解きたいのに、同じ部屋の人が鼻をすすっていたり、咳ばらいをしていたり、ため息をついたり。
気になりますよね・・・。
実は私もかなり気になる方で・・・、すぐイライラしちゃうんです・・・。
だからと言って「やめて下さい」と言える訳もなく、『今日はツイてなかった』とトボトボと帰路につく・・・
そんな経験をしたことはありますか?
- 普段は家で静かな環境の中で勉強している
- 外で勉強する時もイヤホンをして集中している
自分で勉強する時は、好きなように環境を整えることができますが、試験ではそうはいきません。
では、耳栓をして、周りの音をシャットダウンすることは可能なのでしょうか?
これまで周りの音で悔しい思いをしたことがある人は、特に気になるところだと思います。
- TOEIC試験本番に耳栓をするのはOKなのか?
- ほかに持っていっておいた方がいいものはあるのか?
今回はこの2つについて解説していきますね。
Contents
TOEIC試験中、耳栓って使っていいの?
結論から言います。
ほとんどの場合、OKです。
正確に言うと、当日その場にいる試験官に許可をもらうことができれば、使用可能です。
ではどのように許可をもらえばいいのかから、お伝えしますね!
試験官に許可をもらうには?
試験会場で試験官に、実際に耳栓を見せながら
「耳栓を使用したいのですが?」
と伝えましょう。
ほとんどの場合はこれでOKが出るはずです。
ただ試験官の中には、当日の持ち物以外は使用してはいけないと思っている(耳栓を使用してもいいことを知らない)試験官も残念ながら、いらっしゃいます。
もし耳栓が使用可能かどうか聞いた時に
「使用できません」
という返事があった場合は、
「以前の会場では使用できましたが・・・?」
「友人が使用したと聞いたのですが・・・?」
というような感じで、他の試験官の意見を聞いてもらうように促しましょう。
使用NGな耳栓がある!?
耳栓の使用はOKですが、どんなものでもOKということでは・・・ありません。
カンニングができそうなものはNGとなる可能性が高いです。
Bluetooth接続などのケーブル式、無線式のイヤホンは、NGになってしまうかも・・・。
解答を教えてもらうことができるかもしれない、からですね。
ちなみに私が愛用している耳栓はコチラ!
MOLDEX メローズ (10ペア)
引用:Amazon
10セット入っていて約600円(2020年5月現在)
柔らかく耳になじんでくれるので途中で外れてしまうこともありません。
普段から耳栓をする習慣がないと、付けたことに違和感を覚えることもあるかもしれません。
自分の呼吸の音「だけ」聞こえる状態にも慣れておいた方が良いでしょう。
試験が近づいてきたら、耳栓をしながら勉強するという環境を作ってみるのもいいですね!
問題をスラスラと解けている時はいいですが、長文読解で集中したい時のちょっとした物音はとっても気になってしまうもの。
物音が気になった時の対応策として、耳栓を持参して、使用許可をもらっておくと安心ですね!
他に使用していいものってどんなもの?
TOEIC試験当日、耳栓以外にも使用していいものはあるのでしょうか?
公式ホームページや受験票に記載されている、試験当日の注意事項はこちら
持ち物に関しては、電子機器類と飲食の禁止しか記載がありませんね。
Q&Aにはもう少し詳しい内容が記載されています。
Q.ハンカチやティッシュなどを机の上に出したまま受験できますか?
A.できます。試験当日、会場にて試験官へその旨をお申し出ください。
Q.補聴器や電子ルーペなどを使用できますか?
A.できます。補聴器がFM電波などを利用するタイプや、電子ルーペのご使用をご希望の際は、必ずご依頼の際にお知らせください。
Q.クッションや座布団は使用できますか?
A.できます。試験開始前に、試験官にお申し出ください。
ここでお気づきになったでしょうか?
「試験当日、会場にて試験官へその旨をお申し出ください。」「試験開始前に、試験官にお申し出ください。」
となっています。
カンニングの危険性がないものについては、試験を受けに行って
「これを使用したいです」
と言えば、ほとんどの場合は了承してもらえる、ということ。
耳栓と、ハンカチやティッシュ、補聴器や電子ルーペ、クッションや座布団以外には、膝かけがあるとエアコンが効きすぎている部屋でも安心ですね!
当日の持ち物のちょっとした工夫とは?
TOEIC、試験当日の持ち物は以下の5つ。
- 受験票
- 証明写真1枚
- 本人確認書類
- 筆記用具
- 腕時計
進学や就職のためにTOEICを受ける方は、スコアシートを提出する可能性があるので、スーツ姿で撮っておくのがオススメですよ!
ここまでは公式ホームページでも受験票でも確認できますが、もうワンランクアップした準備をしておくことで、試験時間を有効に使いきることができるんです!
その準備とは、筆記用具と腕時計!
筆記用具
筆記用具と言えば、鉛筆、またはシャープペンと消しゴムですね。
TOEICはマークシートの試験です。マークシート用に準備をしておくことで他の受験者と差をつけることができるんですよ!
ではまず、鉛筆とシャープペンのどちらが良いか?
それは鉛筆の方がオススメです。
鉛筆の方が先が丸くなるので、マークシートを塗る時の時間が短縮できるんです。
最初から削りすぎず、ある程度の太さにしておいて、数本用意しておくと良いですね!
実は、マークシート用の鉛筆が販売されていることはご存知ですか?
これからTOEICを受けようと思っている方は、何本か購入して書き比べてみてください!
自分に合う鉛筆があることが分かると思います。
芯の固さ、濃さ、書きやすさ、持ちやすさ、芯の減りにくさ、折れにくさ、消しゴム部分の消しやすさなど・・・
メーカーによってさまざまな趣向をこらしていますよ!
転がりにくいように六角形になっている鉛筆がほとんどですが、『合格』とかけて五角形になっているものもあるんですよ!
自分の筆圧に合わせて適度な濃さの鉛筆を選びましょう!
鉛筆の方がオススメですが、シャープペンでも太い芯を使えば時短になります!
鉛筆を使っていて心配なのは、芯が折れてしまった時のこと。
鉛筆削りを忘れてしまうこともありますし、削っている時間がそれこそもったいないですよね。
鉛筆を数本持っていき、さらに太めの芯を入れたシャープペンを持っていれば、完ぺきです!!
そして、消しゴム対策も大事。
試験用の消しゴムを用意しておくだけで不要な時間を使わないで済むんです。
というのもマークする場所は小さくて、1つだけ消したいと思っても、横の回答を消してしまうこともしばしば・・・。
隣を消さないように、と気を付けながら消すのも、時間がかかるものです。
この対応策として、消しゴムの消す部分の面積が小さい(ピンポイントで消せる)、そして消しやすい消しゴムを選びましょう。
ある程度、硬さがあって、消しゴムのカスが出にくいのも、試験にはぴったりですね!
腕時計
腕時計、アナログとデジタル、どちらを持っていきますか?
もちろん、自分にとって見やすいと思う時計が一番なんですが、実は人間がすぐに時間を理解しやすいのはアナログ時計だと言われています。
1~12まで数字が書いてあり、秒針もある時計の方が、パッと見た時に時間を把握しやすいのでオススメです。
見やすいだけでなく、デジタル時計で、さらに購入したばかりの場合、電子音が試験会場に鳴り響いてしまう可能性があります。
電子音が鳴ることは禁止されているため、最悪の場合は、その場で退場させられることも。
あらゆる状況を考えておきましょう。
TOEIC試験中、耳栓は使用可能?周りの音が気になる!まとめ
- 問題を解くときは、無音の状態で集中して解きたい
- 周りに音があると気が散ってしまう
そんなときは、耳栓を用意しておきましょう。
試験官に声をかけるのは少し勇気がいることですが、ここまで勉強してきた成果を発揮するためです!
さらに、TOEICの試験で自分の持っている力を最大限発揮するために、私は筆記用具にも是非こだわってほしいです。
TOEICのリーディングの問題は100問、つまり1問1秒の差があるだけで、100秒も変わってきてしまうんですよ。
- 耳栓を用意して
- 鉛筆でマークシートを塗る時間を少なく
- 消しゴムで消すのにかかる時間を減らし
- 見やすい時計ですぐに時間を把握
これであなたは実力を発揮することができるはず!
試験が始まる前には一度深呼吸して、頑張ってくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました♪