【IELTSライティング】書き方に悩んでいる方必見!

 

  • IELTSのライティングってどんな内容?
  • ライティングってどう書けば良いの?
  • 正しい解答方法を知りたい!

 

IELTSのライティングセクションって本当に難しい・・・

 

普段英語で議論する事ってありますか?

文章のまとめ方も、普段から書き慣れていないと、どう論理展開すればいいか悩んでしまいますよね・・・

 

あみ

ライティングスキルを身につけるには、英文の記事を読んだり、英語で日記をつけたり、色々な問題例・解答方法のパターンに慣れていく事が1番効率的です!

 

他セクションよりも習得に時間がかかってしまうので、IELTS対策はライティングから始めるのがおすすめです。

今回の記事では

  • ライティングセクションの問題構成
  • バンドスコアの採点基準
  • バンド別のレベル比較
  • タスク1と2の問題と回答例

 

以上に分けてライティングセクションを深く、詳しく解説していきます。

 

IELTSライティングセクションの問題構成

 

ライティングセクションの問題構成には大きく2つの特徴があります。

  • アカデミックとジェネラル・トレーニング(以下ジェネラル)で課題内容が変わる。
  • 2種類の課題Task(タスク)がありTask2の方がスコア配点が多い。

 

アカデミック・ジェネラルそれぞれの問題内容と一緒に比較してみましょう 。

 

アカデミック 文字数 内容 時間
Task1 150語 棒グラフなどの図表から情報を読み解き、英文でまとめる 20分
Task2 250語 社会問題など与えられたトピックついて意見と理由を述べる 40分

 

ジェネラル 文字数 内容 時間
Task1 150語 日常生活で起こり得るシチュエーションで手紙を英文で書く 20分
Task2 250語 一般論が示されたトピックについての自分の意見を述べる 40分

 

時間配分はTask1が20分・Task2が40分の計60分となります。

 

Task1と2のスコア配点の割合・バンド算出方法については、少し複雑なので別の記事で詳しく解説しています!

IELTS受験者必見!!スコアの仕組みを徹底紹介!

2020年5月18日

 

受験者の比率はアカデミックが76%、ジェネラルが24%とアカデミックを受験する方が多く、問題もアカデミックの方が学術的で難易度が高くなっています

なので今回はアカデミックのTaskの課題内容から、対策を紹介していきます。

 

ジェネラルを受けられる方も、採点基準は同じなので是非お付き合いくださいね♪

 

IELTSライティングの採点基準・バンド別レベルを比較

 

IELTSのスコア、どのように採点されているのか知っていますか?

 

あみ

スコアが伸び悩んでいる方、初めて受けられる方も採点基準を知っておくと対策がしやすくなりますよ。

 

ライティングは4つの採点基準をもとに、0〜9のスコアで採点されます。

ライティングセクション 4つの評価基準
課題の達成度 与えられた設問に対して適切な回答ができているか
一貫性とまとまり 全体の文章構成にまとまりがあり、かつ論理的であるか
語彙力 ボキャブラリーがあり、適切な場所で使われているか
文法知識と正確さ 時制の一致など、適切な文法が使われているか

 

この4つの評価基準を元に、ライティングレベルを比較表にまとめました。

目標スコアが集中しているバンド5〜8に絞って作成しています。

 

あみ

バンド6は、5の苦手なところを攻略できているかが大体の評価基準になっています。

バンド7になると求められるスキルがより高くなっていますね。

 

目標バンドがどのくらいのレベルか、どんなポイントが採点が高くなるのか把握して試験対策をしましょう♪

 

IELTSライティング対策!!タスク別の例題と正しい解答例

 

読者様
課題の達成度や文法が評価基準なのは分かったけど・・・

どんな風に書けば良いのか分からないー!

 

あみ

大丈夫!

これから例題と、スコア9.0のモデル解答を紹介します。

Task1とTask2でそれぞれ解説もしていきます♪

 

ライティング Task1

 

Task1では、Pie chart(円グラフ)・ Bar graph(棒グラフ)・Line graph(線グラフ)

などのグラフデータや図表を分析して、リポート用紙に記述します。

 

引用:IELTS Liz

 

まずはじっくりこのグラフを考察しましょう。焦ってすぐに書き始めるのはおすすめできません。

見るポイントは

  • 年数(1981〜2007年:26年間)
  • 最も高い/最も低い線
  • 上昇/下降した線
  • 何グラムの変化か

 

グラフの特徴や、比較して気づいたことを頭の中で整理ができたら、英文でまとめていきます。

 

あみ

箇条書きで記述すると減点されてしまうので、文章は4段階に分けて構成していきましょう!

 

  1. Introduction(トピックの紹介)
  2. Main trend(メインの主張)
  3. Detail description(詳細の記述)
  4. Conclusion(結論)

 

20分しか時間がないので、イントロダクションとコンクルージョンは2つのセンテンスでさらっとまとめて

メイントレンドと、ディテールディスクリプションになるべく重点と時間をおくと良いですね。

 

バンドスコア9.0のモデル解答例はこちら

“The line graph illustrates the amount of three kinds of spreads (margarine, low fat and reduced spreads and butter) which were consumed over 26 years from 1981 to 2007. Units are measured in grams.

Overall, the consumption of margarine and butter decreased over the period given, while for low fat and reduced spreads, it rose. At the start of the period, butter was the most popular spread, which was replaced by margarine from 1991 to 2001, and following that low fat and reduced spreads became the most widely used spread in the final years.

With regards to the amount of butter used, it began at around 140 grams and then peaked at 160 grams in 1986 before falling dramatically to about 50 grams in the last year. Likewise, approximately 90 grams of margarine was eaten in the first year after which the figure fluctuated slightly and dropped to a low of 40 grams in 2007.

On the other hand, the consumption of low fats and reduced spreads only started in 1996 at about 10 grams. This figure, which reached a high of just over 80 grams 5 year later, fell slightly in the final years to approximately 70 grams in 2007.”

引用:IELTS Liz

 

説明文を書くときに気をつけたい3つのことはこちら

・自分の意見をいれない。

・150語未満でも、逆に多すぎてもいけない。

・データの説明と同じ文を使用しない。

 

自分の意見を入れない

”I think 〜”や ”It great that all spreads 〜”など自分の考えや感想などは入れないようにしましょう!

客観的に、グラフの事実だけを述べることが求められています。

 

150語未満でも、逆に多すぎてもいけない。

時間切れで150語に満たなかった場合、どんなに内容が良くても減点の対象となってしまいます・・・

 

上のモデル解答は200語ほどありますが、文字数が多ければスコアがよくなる。という訳ではありません。

まずは20分の限られた時間内で150語を書く事を目標にしましょう!

 

データの説明文をそのまま引用しない

上の例題の説明文

The graph below shows the consumption of 3 spreads from1981 to 2007

この文をそのままイントロダクションで引用するのは非常に勿体ないです!

 

類義語を使ったり語順を変えれば、語彙力・文法力をアピールする事ができスコアアップが狙えます。

 

モデル解答のイントロダクションをもう1度みてみましょう!

The line graph illustrates the amount of three kinds of spreads (margarine, low fat and reduced spreads and butter) which were consumed over 26 years from 1981 to 2007. Units are measured in grams.

 

shows → illustrates

3 spreads → amount of three kinds of spreads

consumption → consumed

1981 to 2007 → over 26 years

 

あみ
機械的な説明文だったのが、別の語彙と入れ替えたり、語順を変えるだけで2センテンスのイントロダクションになりましたね。

語彙力・文法力のアピールになるので是非有効活用してください!

 

ライティング Task2

 

Task2は与えられたテーマについて、意見をエッセイ形式で40分で250語記述します

テーマの出題内容は、大きく3つのパターンに分けられます。

  • Opinion型
  • Discussion型
  • Cause/solution型

 

【Opinion型】自分の意見を述べる

・(To what extent) do you agree or disagree?

・What is your opinion? 

・Discuss both views and give your own opinion. 

「賛成か反対か」は自分の立場を選び、それに理由をつけて説明していきます。

このパターンの課題の時は、しっかりの自分の意見を述べ、読み手を納得させるように書くことが大切です。

 

あみ
To what extentがある時は、どのくらいかを聞いています。

100%賛成(反対)できない時は、その理由もしっかり記述しましょう!

 

【Discussion型】2つの展開を議論

・What are the advantages and disadvantages of this? 

・Do the advantages of this outweigh the disadvantages? 

 

メリットとデメリット/メリットがデメリットを上回るか?など2つについて議論します。

 

あみ
ディスカッションタイプはTask1のデータ分析と同じく、自分の意見(I think 〜)は入れないようにしましょう!

客観的に、あくまで一般論で比較して記述していきます。

 

【Cause/solution型】問題提起と解決

・What are the causes? What can be done to solve this? 

・What are the primary causes and what solutions can you suggest?

 

与えられたテーマの問題点・原因と解決策を記述します。

アイディアが浮かびやすく、原因と解決策を繋げて書けるので、3つのパターンの中では最も書きやすいです!

 

あみ
解決策は個人ができるのか・地域や国(政府)など、誰が解決できるかを考えると悩まなくて済みますよ。

 

例題とスコア9.0のモデル解答

 

自分の意見を述べるoption型で、テーマ内容は

「世間ではソーシャルメディア(facebookなど)は個人や社会に大きな悪影響があると思われてるけど、あなたはどこまで賛成?」

 

引用:IELTS Liz

 

文章構成はTask1とほぼ同じですが、Task2はボディ内容をより濃くします。

 

  1. Introduction(導入)
  2. Body1(本論)
  3. Body2(本論)
  4. Conclusion(結論)

 

あみ

テーマによってBodyの使用用途は変わるので、テンプレートを使って覚えるのはおすすめできません。

色々な解答をみて、パターンや構成を頭にしみ込ませていくのがスコアアップへの近道ですよ!

 

問題例は意見を主張するOption型で、To what extent do you agree ?

どのくらい同意しているかを聞かれていますね。

 

モデル解答では100%同意をしていません。

Body1で悪影響だけではない理由

Body2で悪影響な部分

こうしてBodyごとに使い分けて「同意はするけど、悪影響ばかりではない」事をしっかりと主張しています。

 

逆に、100%同意/反対する時はBody1と2で理由を2つずつ記述すればOKです!

 

あみ

深い知識があれば高スコアになるわけではないので、テーマについて深く考えなくて大丈夫!

英語力を判定するためなので、正しい文法・幅広い語彙で時間内に書き切る事が重要です。

 

【IELTS】まずはライティング!書き方に悩む初心者向け まとめ

 

IELTS試験の最難関であるライティングセクション。

出題されるテーマは地球温暖化やゴミ問題、スポーツ、生活習慣など多岐に渡り、日本語でもまとめるのが難しい内容ばかりです・・・

 

しかし課題テーマの知識がなかったとしても、たくさん例題の課題テーマ・解答例の構成タイプを落とし込んでいれば、試験でも慌てずに適応することが出来ます!

 

あみ

英語の記事などで、使えそうな文や単語があったらノートに書いたり、気になる話題の自分の意見を英文で書いてみるのも実践で強くなるトレーニングになります♪

私も気になる文があれば、そのまま書き写す「写経」をしたりしています。

 

苦手意識を克服して、試験で100%の実力が発揮出来るよう応援しています!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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