- TOEICは何点からアピールできるの?
- 国際部署で働きたい!必要なTOEICの点数は?
- 海外赴任するレベルの点数は?
今の時代、新卒の方の履歴書にはほとんどの企業が記入必須としているTOEICの点数。
一般企業へのアピールには必要な点数って何点がご存知ですか?
履歴書や面接でアピールできる点数は・・・ 600点以上なんです!
(ちなみに、英会話を勉強し始めた当初の私の点数は440点・・・恥ずかしい限りです(笑))
でも海外赴任を希望する場合は、600点では足りないのが現実です。
たとえば韓国最大手サムスンの新卒就職は、最低ラインが900点とのこと!
国内企業でも、最低ラインのTOEICの点数を公開している企業があります。
そこで、今回は
どれくらいの英語力だと何点とれるのか?
どんな部署/企業がどれくらいのレベルを求めているのか?
ということに関して、この記事でご紹介していきます!
Contents
TOEICの点数、何点からアピールできる?
TOEICは英語によるコミュニケーション能力を、10点~990点(満点)のスコアで示してくれるテストなので、現在ではたくさんの企業や学校の、基準や測定、として扱われています。
引用:TOEIC 公式サイト
では、キャリアや就職でTOEICをアピールしたい方に、点数別でのレベルをお伝えします!
200点以下 英語力ほぼゼロ?!
冒頭でもご紹介した通り、TOEICは記述でなく選択形式でのテストなので、知識が無くても180点~200点は簡単に取れちゃうんです。
つまり、200点以下という事は 英語コミュニケーション能力 いわゆる英語力はほぼゼロに近い状態で、中学生レベルの英語力すら身についていない証拠です。
この点数だと 面接時などでは全くアピールにはなりませんので要注意です!
~450点 まだまだ英語初心者
400点前後は、中学英語/高校英語の問題集をある程度解ける状態です。
感覚で言えば、数年間英語から離れていて何も準備していない状態で受講するとこれくらいの点数になると思います。
まだまだ知らない英単語ばかりで、文法もうろ覚え、リスニングはなんとなくで聞き取って、といったところなので、アピールするにはまだまだ低い点数です。
ですが、簡易的なメールや引継ぎを理解できるレベルなので、就職するにあたって 最低ライン取っておきたい点数ではあります!
~650点 アピールできるのは、ここから?!
ちなみに、日本国内でのTOEIC平均スコアは約580点!
いえ、そうではないんです。
TOEICのテストを受けるにあたって、ある程度知識をつけてから受講しますよね?つまり、平均スコア 580点は、ある程度英語力のある受講者の平均点ということ。
文書上での英文が理解でき、簡単な返信が打てるレベルです。
引用:TOEIC 公式サイト
600点前後は 上記のとおり、多くの業種、企業で求められる最低基準のスコアであり また、中堅大学の英語科などの一般入試もこの点数が水準です。なので、自己アピールするのであれば600点前後は必須 という事になります。
ただし、会話力に関しては話すことはできるが、話し合うことはできないレベルです。
例えば、
飲食店で注文はできるが、「時間がかかりますが待てますか?」「サイドは~と~がありますがどうしますか?」などに対する応答ができない。
というような状態です。
なので、600点前後はまだ英語がペラペラとは程遠いレベルとなります。
企業一覧 (採用)
日本IBM 日産自動車 出光興産 大和ハウス工業 大正製薬 ニトリホールディングス など
アサヒビール 佐川グローバルロジスティクス シチズンホールディングス など
~800点 国際部署希望ならここを目指そう!
複雑な内容の会話や、特定の分野での会話などでの的確な意思疎通となると個人差はあるが、通常会話であれば表現力に不足はあっても、ゆっくりであればやり取りができるレベルです。
『頭の中で英語を日本語に訳して理解する』ではなく『英語をそのまま英語として理解できる』といったことができるレベル
現在は、大学入学試験を受ける時に、センター試験の代わりにTOEICの点数を採用する学校も増えています。
大学によって、必要な点数や換算する点数は違いますが、700~800点が目安となっているところが多いです。
とはいっても、ネイティブに比べるとまだまだ・・・。
映画を見ても聞き取れないセリフがあったりしますし、英字新聞や小説を読んでも知らない単語やフレーズがあります。
企業一覧 (採用)
ファーストリテイリング 三菱電機 ブリヂストン ヤマト運輸 など
ソフトバンク 武田薬品 日産自動車 など
住友不動産 野村不動産 韓国LG 韓国ヒュンダイ など
~900点 海外赴任も夢じゃない!
海外赴任の水準は860点~です。そのため、900点という数字は 希望するのであれば海外赴任も十分可能なレベルです。
ただ、海外赴任の水準だからといっても やはりまだ900点でもネイティブと比較すると 英語がペラペラに話せるレベルではなく、あくまで、海外で就職するにあたって必要最低限求められる英語コミュニケーション能力 が 860点 といったところです。
ただ、この点数まで来ると 勉強のしかたによって点数は同じでも英語力にかなり差が出るんです。
TOEICで高得点を取るために勉強した人と英語力を鍛えており力量を図るためTOEICを受けると高得点だった人。前者と後者では全く知識量が違いますよね。
実際に、高得点を取るために勉強した人、つまりTOEIC専門の教材などで勉強した人は、いざ海外赴任先で仕事をしよう!といった場面で、身に付けた英語が全く通用しない。という事が良くあります。
もしTOEICの点数を自分のアピールとして、海外赴任にチャレンジしたい!というかたは、専門の教材+映画や英字新聞、小説などを活用してわからなかった単語は翻訳したり、聞き取れなかった英単語を繰り返し聞き、海外で通用する英語を身に付けることが大事ですね!
企業一覧 (採用)
NTTコミュニケーションズ 野村ホールディングス など
パナソニック 韓国サムスン など
TOEIC以外にも就職に使える英語の資格はたくさんあります。
こちらの記事でそれらの資格について解説していますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
TOEIC600点以下はアピール不可?!点数別レベルまとめ
TOEICは点数だけが評価されるものではありません。
企業の面接官は勉強に費やした時間や継続力まで、しっかり見抜いてくれるはずです♪
特に、国際部署に配属されたい!海外赴任したい!という方は、ぜひ自分の実力を確認するため、また結果を自分の力としてアピールするためにも TOEICに挑戦してほしいと思います。
TOEICで高得点を取りたい方はこちらの記事を参考にしてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました♪