- 英検の試験が迫ってきた!何をすればいい?
- 4技能別の対策ってある?
- 英検直前だけど、合格したい!CSEスコアも取りたい!!
試験が間近に迫ってきたときって、焦りますよね・・・。
これまで勉強してきたことをすべて忘れそうな気持ちになったり
何も勉強できていないんじゃないかと思ったり
人生が変わってしまう(かもしれない)なんて、入試の場合は特に、そんな感覚になってしまうもの・・・。
入試じゃなくても、自分が取りたい資格検定試験の直前には、何をどうすればいいか分からなくなってしまうものです。
『焦りは禁物』という言葉があるように、焦って慌ててもあまり良いことはありません。
今回は英検の試験直前にできる対策をお伝えしていきますね!
今は英検S-CBTや英検CBTといった1日で4技能受験できる英検に挑戦する方も増えていますので
- リーディング
- リスニング
- ライティング
- スピーキング
それぞれの技能別で直前対策をお伝えしていきます。
問題や難易度は違いますが、受験級がどの級であってもほとんどやるべきことは同じ!
すべてをやろうとせず、自分ができそうなもの、苦手なところを対策しましょう!
Contents
英検の直前対策~リーディング編~
英検のリーディング対策として、直前にできることは
- 単語の確認
- 過去問を解く
この2つです。
単語の確認
やはり英語の問題を解くのに必要なのは、単語力。
英文や解答の選択肢すべてを理解できなくても、単語が分かれば内容を想像し、問題を解くことができます。
解答にある4つの選択肢から答えていく場合も、すべて分からない場合の正解する確率は25%、でもその中の2つの選択肢が違うということが分かれば、正解する確率は50%と倍になります。
少しでも正解する確率をあげるため、長文を理解するため、早く問題を解くために、単語を復習しておくと良いでしょう。
もちろん新しい単語を覚えることも大事ですが、試験までの残りの時間を考えて、今覚えている単語をしっかり頭に残すようにしておきましょう。
覚えていたはずの単語、「あれ、なんだっけ?」って悔しい思いをしたこと、かなりあります・・・。
そんな思いをしないように、脳に定着させることが重要です!
過去問を解く
これまでまだ過去問を解いていない、または解いたのはかなり前、そんな方は直前の過去問を解いてみましょう。
英語の試験は、それぞれに出題傾向があります。
こんな問題が出るんだ、と事前に分かっているだけで心に余裕を持って解くことができるはず。
最低一回は過去問をすべて解いて、答え合わせ、解説もしっかり読んでおきましょう。
どういった間違いをすることが多いのか、が分かっていれば、対策もできますよね!
過去問問題集はいくつか売られていますが、実は中身が少しずつ違います。
和訳や解説に出版社のオリジナリティが出ていますので、こちらの記事で好きな問題集を選んでくださいね!
英検の直前対策~リスニング編~
リスニング対策は英語を聞くこと、これだけです。
とは言え、勉強する時間をしっかり取れるのであれば、リーディング対策やライティング対策をしたいと思ってしまいますよね?
そんな時は、スキマ時間を使いましょう!
英検のリスニング用のアプリはこちらで紹介しています!
無理に上級者用を聞く必要はありません。しっかり単語を聞き取って文章全部を理解できるレベルの英文を聞きましょう♪
リスニングは「いつもと違う!」「難しいかも?」と一瞬音声から気持ちが離れるだけでも命とり・・・。
その瞬間の英文を聞き取れなくなってしまうので、心に余裕を持って臨むことが大事です。
もし分からない場所が出てきても、『1問くらいできなくても大丈夫』
そんな風に考えて、気持ちを切り替えましょう!
英検の直前対策~ライティング編~
英検直前にしっかり対策することで一番点数の伸びが期待できるのはライティングです。
というのもライティングには決まった答え方があるから。
そして、受験者の考えを聞く問題が多いので、その考え方に不正解はないからです。
つまり、自分が思っていない答えを書いたとしても、それが質問への解答として適切であり、構成がしっかりできていれば正解、そしてライティングで満点を取ることもできるのです。
大きな声で言うことではないですが、教科書的・優等生的な解答が書きやすいと思っています(笑)
It is important for me to ~~
It is so ~~ that ~~
3級や準2級までのライティングは特に、こういった構文が非常に使いやすいですよ!
英検のライティングは過去問と解答例にしっかり目を通しておくだけでも、スコアアップできます!
こちらの記事で判定基準と過去問を載せているので、読んでみて下さいね!
英検の直前対策~スピーキング編~
従来の英検を受験する場合は、二次試験前にスピーキング対策だけ行うことが可能でしたが、英検S-CBTや英検CBTを受験する場合は、当日までにすべての対策を行う必要があります。
スピーキングの直前対策としては、従来の英検でも英検S-CBT/英検CBTでもスピーキングテストの流れを理解しておくこと。
そしてスピーキングの場合は、英語の能力とは別にAttitudeも判定基準の1つです。
自分の答えに自信がない場合でも、思い切ってハキハキと答えるようにしましょう!
特に英検S-CBTや英検CBTの場合は、コンピューターに録音するので、声だけでの判定となってしまいます。 聞き取りやすいように、大きな声で話すようにしましょう!
従来の英検の場合
従来の英検の場合、試験会場は一次試験合格者のみに伝えられます。
会場と時間もハガキに書いてあるので、まずはその場所をしっかり確認しておきましょう。
車で行く場合は、駐車場が近くにない場合もあります。
当日、時間ギリギリに試験会場に着いて、落ち着かないまま試験を受ける、なんてことにはならないようにしましょうね!
英検S-CBT / 英検CBTの場合
コンピューターで受けるこの2つの英検の場合は、1日に4技能を受験するので、スピーキングも他の3技能と一緒に受験します。
その時に注意しなければいけないのが、試験の最初にスピーキングテストが行われるということ。
また1つの会場でほかの受験者さんと一緒に行うので、ヘッドフォンはしていますが、どうしてもほかの人の声も聞こえてきます。
英検公式ホームページに練習用のテストがあるので、まずそちらで練習してみて、あとは当日しっかり集中してください。
英検CBTのスピーキングテストの流れについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
英検S-CBTと英検CBTには、従来の英検にはない『制限時間』があるので気を付けてくださいね!
英検の直前対策とは!?合格するための4技能別の勉強方法!!まとめ
英検は4技能の試験があるので、直前の対策は大変そうに思うかもしれません。
でもどんな試験であっても、直前にできることには限りがあります。
できないことを考えるより、今からできること、こちらに目を向けましょう!
試験の1週間前であれば、1週間で勉強に使える時間を考えてみましょう。
家でゆっくり机に向かうことができる → 過去問を解く
すきま時間しか取れなさそう・・・ → 単語を覚える リスニングアプリを使って英語を聞く
ほとんど時間がないと思う! → 当日の試験の流れを確認 特にスピーキング!!
という感じで、自分なりにできることを決めるだけでOKですよ。
あれもこれもできないと思って試験に臨むより、できることをやり遂げて気持ちよく試験に向かいましょう!
こちらの記事も良かったら確認してみてくださいね。
英検CBT スピーキングの対策とは!?テストの流れと注意点を確認!!
最後までお読みいただき、ありがとうございました♪
特に直前は聞いたことのあるリスニングの文章を倍速など早い速度で聞くことがオススメです。
これだけで当日の音声がゆっくりハッキリと聞こえるんですよ!