- 初めて英検を受けるけど、受けるからには合格したい!
- 英検の勉強法がいまいち分からない
- 英検の効率の良い勉強法があれば知りたい
英検を受ける予定の方の多くは、そのように思っていらっしゃるのではないでしょうか。
自分の英語の実力を確認するためや、仕事や進学で英検を受ける方も多いと思います。
ただ、いざ受けるとなっても育児や仕事、学校など忙しく、勉強にかける時間を確保するのはなかなか難しいですよね。
そこでおすすめしたいのは、スキマ時間を活用できるスマホアプリを使った勉強法です。
この記事では、英検対策ができるアプリをご紹介します。
スマホアプリを使えば、いつでもどこでも英検の勉強ができるので、受験を考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
Contents
【英検対策アプリ】英検て何?受験するメリットは?
まず最初に英検について簡単に説明していきますね。
英検は正式名称を「実用英語技能検定」と言い、日本でよく知られている英語検定試験の1つで、試験は年3回実施されます。
英検では、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を測定することができます。
級は5級から1級まであり、各級の英語力の目安は以下の通りです。
級 | 英語力の目安 |
5級 | 中学初級程度 |
4級 | 中学中級程度 |
3級 | 中学卒業程度 |
準2級 | 高校中級程度 |
2級 | 高校卒業程度 |
準1級 | 大学中級程度 |
1級 | 大学上級程度 |
参考:日本英語検定協会
文部科学省が後援していることから信頼度が高く、実用的な英語力を測る基準として、就職・転職活動においても有利になります。
英検の主なメリットは以下の4つ。
進学に役立つ
英検は東京・大阪をはじめとした全国の地域の大学で入試優遇・単位認定の対象となっています。
また学科試験免除、入学金免除など学校によってさまざまな優遇措置を受けられるんです。
例えば大学によっては、英検2級以上の資格を取得していれば「1年次の授業料を全額免除」などの優遇措置があったりします。
海外留学に有利
海外留学をする際、留学先の国に対して自分の語学力が留学基準を満たしていることを証明する必要があります。
英検は国連英検やTOEFLと同じように語学力証明資格に認定されているため、海外留学時に役立ちます。
通訳案内士試験で優遇される
通訳案内士とは、外国人観光客に対して外国語で旅行ガイドを行う業務に携わる人のことです。
通訳案内士になるには、通訳案内士試験に合格することが必要。
この試験を受験する際、あらかじめ英検1級を取得しておけば、試験で出題される筆記試験のうち外国語(英語)科目の受験が免除されます。
教員採用試験に有利
英検やTOEFLなどの試験において一定の基準を超えている場合、教員採用試験の一部が免除されるといった優遇措置を受けられることがあります。
優遇対象となる基準は都道府県によって異なりますが、英検であれば準1級や1級が優遇される基準となることが多くなっています。
このように、英検にはさまざまなメリットがあります。
英語力を上げたい方や上記のような目標がある方は積極的に挑戦してみてはいかがでしょうか。
一日で4技能の受験ができる英検S-CBTがどんな試験なのか気になる方はこちらの記事をご覧ください!
英検S-CBTの体験談です!
英検対策にスマホアプリがオススメな理由

ここまでで英検のメリットを知っていただけたと思います!
次に英検対策にスマホアプリがおすすめな理由3つを紹介しますね。
①必要なのはスマホだけ
②スキマ時間を活用できる
③ゲーム感覚で続けやすい
詳しく説明していきますね。
理由①:必要なのはスマホだけ
現代の生活の中でスマホは欠かせないものになってきており、いつも手元にありますよね。
スマホを使う人が増えるにつれて、アプリの種類も数も増えていき、スマホは勉強のツールとしても利用され始めました。
英検の勉強となると、机に向かって参考書を利用したものをイメージするかもしれません。
でも、勉強する前に本屋に自分に合った参考書を探しに出かける必要があり、また膨大な種類や数の中から自分に合った物を見つけるには、時間がかかりますよね。
その点アプリなら、自分が学習したい内容のアプリをインストールするだけで簡単に始められます。
アプリを起動すればすぐ始められるので、参考書にノートにと勉強道具が必要ないのも嬉しいですよね。
有料・無料と2種類ありますが、無料のアプリでも内容がとても充実していて良質なアプリも増えてきています。
まずは無料のアプリで試してみて、更にレベルアップしたい場合は有料のアプリを使ってみるといいですよ!
理由②:スキマ時間を活用できる
日々の生活の中で勉強する時間を長時間確保するのはなかなか簡単なことではありません。
いざ勉強をするとなっても、勉強道具を用意して、場所と時間を確保して・・・と少し気合いを入れないといけませんね。
その点、スマホアプリはアプリを起動するだけで、すぐ学習が始められます。
また必ずしも机に向かう必要がないので、アプリを操作できる状態であれば場所も時間も選びません。
通勤時間や寝る前などスキマ時間にサッと勉強することができます。
イヤホンを使えば電車やバスの中でも聞き流しができるので、ちょっとした時間も無駄にせず学習ができるのが嬉しいですね。
語学学習は、毎日コツコツ継続して学習することが大切です。
アプリを使って少しでも英語に触れる時間を増やして勉強していきましょう。
学習時間を1秒でも無駄にしたくない人はアプリがおすすめです。
理由③:ゲーム感覚で続けやすい
英検の勉強となると最初はやる気満々で勉強するものの、なかなか長続きしないという人も多いのではないでしょうか。
特に、英語に苦手意識のある人は勉強することすら億劫だと思います。
その点、スマホアプリでは勉強が続けやすいように、以下のような工夫がされています。
- 問題を解く時間制限が設けられている
- 正解すると賞状やバッジなどが貰えて、モチベーションを保てる
- 操作が左、右にスワイプするだけ、タップするだけと単純
アプリによっては音声も聞ける為、視覚的にも聴覚的にも理解しやすく記憶の定着にも役に立ちますよ。
英検対策にオススメのアプリ3選

では、英検対策にオススメなアプリを3つご紹介します!
自分に合ったアプリを選んで、早速勉強を始めていきましょう。
英検英単語

英検英単語は、各級の頻出英単語をゲーム感覚で学習できるアプリです。
単語の暗記は単調的でつまらなくて苦手な人も多いかもしれません。
その点、このアプリは発音を聞いて正解だと思う単語をタップするので、目でも耳でも単語を暗記することができます。
問題は全部で5572問と豊富です!
そのうえ1ゲームは5問程度なので、スキマ時間にささっと学習できちゃうんです。
全ての問題を解いた後に、出題された英単語を一覧で見ることができるので復習も兼ねています。
単語を暗記するのに、反復・繰り返しは必要不可欠な作業ですよね。
何度もゲームをすると繰り返し同じ単語が問題で出てくるので、地味な暗記作業「繰り返して覚えていく」ことを、ゲームを通して楽しくおこなえるのがいいところですね。
英検問題集

英検問題集は英検に特化した文法や単語、リスニングを学べるアプリです。
問題も英検を想定して作られているので、実践的な学習ができます。
また、実力テストモードもあるので、アプリに慣れてきたら自分の力を試してみましょう。
級別、形式別に並び替え、4択問題が用意されており、全ての問題に詳細な解説がついています。
全ての問題をクリアすると表彰状が貰えます。
全ての表彰状を揃えるという目標にがあると、モチベーション維持にもつながりますよね。
英語リスニング
英語リスニングは、英語ニュースと英会話リスニングが毎日配信されるアプリです。
ニュースの長さも1分〜なので、寝る前や電車のちょっとの時間に聞けるのが嬉しいポイントです。
また、英語音声に合わせて日英字幕がスクロールされるので、発音と意味を結びつけて覚えることができますよ。
ニュースの内容もリアルタイムなものが多いので、旬の話題を現代的かつリアルな表現で学べるのも魅力です。
シーン別英会話や単語・フレーズ集といった基礎的な内容から、経済・エンタメなどの幅広い英語ニュースまで題材は豊富です。
リピート再生・倍速再生・日英字幕オフなどの便利機能も満載で、自分のレベルに合わせた幅広い使い方ができます。
このアプリでリスニング力を鍛えましょう。
英検対策アプリを選ぶうえで大切なことって?
一言でアプリと言っても、最近は様々な種類・レベルのものが出ているので自分の目的・レベルに合わせて選ぶことが大切です。
リスニング力を鍛えたいのに、単語のアプリで単語を覚えても効果は小さいですよね。
また、自分のレベルより低いレベルで勉強しても物足りなさを感じますし、逆に高いレベルで勉強すると出来なさすぎてやる気が失せてしまいます。
自分のレベルを把握した上で、自分に合ったアプリで勉強してみてくださいね。
また、語学は身につくまでに時間がかかるので、飽きずに続けられるかということも重要です。
その点、アプリはスマホ1つでサクサク勉強できて、飽きにくい工夫もされているのでオススメです。
勉強した結果がすぐ出ず落ち込むこともあるかもしれませんが、諦めず英検合格を目指して頑張りましょう!
こちらの記事では英検のリスニング学習ができるアプリを紹介しています。
初心者向けのものもあるので、ぜひ自分に合ったものを見つけてリスニングの学習をしてみてくださいね。
こちらの記事では英検直前にでもできる4技能別の勉強法を紹介しています。
試験の直前になると色々不安になると思いますが、自分のできることをして万全に臨みましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
留学基準は学校により異なりますが、準2級から入学資格として認められる場合があるようですよ。